はじめに
- 2025/6の新機能で、Use Table Hyperlinks to Access Data using Spreadsheet Add-ins が発表されました。
- これは、ADBのExcel用アドインを使用すると、MS Excelシート内で、テーブル・ハイパーリンクを使ったデータの読み取り、およびアクセスを行うことができる機能になります。
- 今回は、こちらの機能についてご紹介します。
手順
アドインのインストール
- Oracle Autonomous Database for Excelより、専用のアドインをインストールします。
- また、エクセルシートからインストールすることもできます。参照
- Autonomous DatabaseのDatabase Actionsからもアドインをダウンロードできます。
エクセルから、アドインの追加をする
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エクセルを開き、開発タブの アドインをクリックします。
  
 ※アドインがクリックできず、グレーアウトしている場合は、ファイルタブからオプションを開き、トラストセンター>信頼できるWebアドインカタログのチェックボックスを外すと、アドインがクリックできるようになるはずです。
  
テーブル・ハイパーリンクで公開されているデータセットにアクセス
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表ハイパーリンクというメニューがあるので、クリックします。
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テーブル・ハイパーリンクを入力して、Entキーを押します。 
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テーブル・ハイパーリンクをAutonomous Databaseから発行するコマンド例は下記のようになります。 DECLARE status CLOB; BEGIN DBMS_DATA_ACCESS.GET_PREAUTHENTICATED_URL( schema_name => 'ADMIN', schema_object_name => 'customer_contact', service_name => 'HIGH', result => status ); DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(status); END;
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列名やデータが正確に反映されています。 
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テーブル・ハイパーリンクではコマンド1つで指定したデータセットをリンクを知っているユーザーに公開することができます。ご紹介した本機能を活用すると、公開されたデータセットを簡単にエクセルシート上に反映させることができます。テーブル・ハイパーリンクで公開されているデータセットはJSON形式ですが、エクセル上では表形式で表示することができます。 












