python: requirements.txt に platform や python 条件書きたいなら、requirements.in に Environment Markers を書こう

背景

local windows で開発時は特に問題なかったが、
Azure に deploy したら何故か動かない。

で、調べたら、pywin32 がねーよって怒られていた。
そりゃそうだよね、win32 ですから！

で、その対策の備忘録

環境

local Windows11 powershell
az/azd cli
Azure App Service Linux
Python 3.11

対応策

windows でのみ動くように requirements.in を定義する

以下のように定義してやることで、platform 条件で install させることが可能

requirements.in の例

pywin32; sys.platform == 'win32'

依存関係処理した上で、条件追記してくれるので、非常に助かる

requirements.txt 出力例

pywin32==306 ; sys.platform == 'win32'
    # via
    #   -r requirements.in

他にも　Python version なんかも指定できる。
詳細は以下で

ネット記事だと、古い書き方？が記載されてたりするので、公式を確認しましょう

ex.) sys_platform == "win32"
これで、動かねーって少し悩みました

あとがき

当初、これしたと気、requirements.txt にしか書けないと思って、
自動生成されると上書きで困るーとか思ったけど、in に書いても上手くいってめっちゃ助かった