【SQLite】【PostgreSQL】部分文字列切り出しをsubstr関数で共通化

部分文字列を切り出す関数はsubstrを使うと、PostgreSQLとSQLiteで共通のシグネチャとなる。
PostgreSQLには同じ機能を持ったSQL92準拠の構文の関数substringもあるが、SQLiteはバージョン3.24.0時点ではsubstringを実装していない。

構文

substr(target, start [, length])

targetは切り出し対象とする文字列、startは切り出し開始文字のインデックス（先頭の文字を1とする）、lengthは切り出す文字数。
lengthを省略すると、start以降末尾まで切り出す。

動作例

postgres (PostgreSQL 9.6.7で確認）

postgres=# SELECT substr('abcdef', 2, 3);
 substr
--------
 bcd
(1 行)


postgres=# SELECT substr('abcdef', 3);
 substr
--------
 cdef
(1 行)

SQLite（SQLite 3.24.0で確認）

sqlite> SELECT substr('abcdef', 2, 3);
bcd

sqlite> SELECT substr('abcdef', 3);
cdef