1. はじめに
2025年5月、統計検定準1級に合格しました。評価得点は67点(合格ライン60点)です。
準1級の合格体験記はすでに数多くありますが、この記事は 「教材が多すぎて、どれをどう使えばいいのか決められない人」 に向けて書きます。
私自身、勉強を始めた頃に一番困ったのがこれでした。ワークブックが必須なのは分かる。有料講座がいいらしいのも分かる。YouTubeにも解説がある。無料の解説サイトもある。でも 「それを、どの順番で、何のために使うのか」 はどこにも書かれていませんでした。
結論を先に書きます。
教材を足すのではなく、ワークブックで自分の「穴」を特定してから、その穴に教材を当てに行く。
そして、この記事にはもう一つ特徴があります。私は学習の進捗をNotionのデータベースで管理していたため、8ヶ月分・延べ590回の演習ログが1問単位で残っています。データアナリストという職業柄、これを分析した結果も載せます。
2. スペック
- 社会人5年目、データアナリスト
- 理系大学出身
- 統計検定2級は取得済み
- 業務でデータ分析はしているが、準1級レベルの手法を日常的に使っているわけではない
2-1. 受験動機
データアナリストとして一段上に行くための土台として、統計の基礎知識が必要だと感じたからです。実務では「使える手法だけを使う」状態になりがちで、引き出しの数そのものを増やしたいという意識がありました。
もう一つは転職を意識した理由で、「統計が最低限は分かっている」ことを客観的に示せる資格が欲しかったというのが正直なところです。
3. 学習の全体像
勉強を始めたのが2024年10月、合格が2025年5月。開始から合格まで8ヶ月かかりました。
3ヶ月 勉強 → 1ヶ月 挫折 → 4ヶ月 勉強 → 一発合格
- 総学習時間:約200時間
- 学習場所:ほぼ通勤時間のみ(1日あたり1時間30分)
家を出るのが8時頃、帰宅が20時頃。この生活で、帰ってから勉強時間を捻出するのは無理でした。
そこで発想を変えました。家で時間を作れないなら、電車の中でやるしかない。 逆にいえば、通勤時間だけは何があっても毎日確保できます。結果的にこの「毎日必ず1.5時間ある」という制約が、学習を続けるうえではプラスに働きました。
月ごとの流れは以下の通りです。演習回数はNotionに残っていた実際のログです。
| 時期 | やっていたこと | 演習回数 |
|---|---|---|
| 2024/10(1ヶ月目) | ワークブックでインプット+演習を開始。2級の貯金で序盤は快調 | 19回 |
| 2024/11(2ヶ月目) | 後半に入り失速。理解できない箇所が増える | 42回 |
| 2024/12(3ヶ月目) | ワークブックを継続。理解できない箇所が積み上がる | 46回 |
| 2025/01(4ヶ月目) | 挫折。ほぼ手つかず | 11回 |
| 2025/02(5ヶ月目) | メンバーへの宣言をきっかけに再開。ワークブックを1周 | 52回 |
| 2025/03(6ヶ月目) | とけたろうさんの有料講座を購入。 ワークブックをさらに2周し、一気に加速 | 169回 |
| 2025/04(7ヶ月目) | とけたろうチャンネルで不明点を解消しつつ、間違えやすい箇所を復習 | 134回 |
| 2025/05(8ヶ月目) | 間違えた問題の潰し込みを反復 → 受験・合格 | 117回 |
4. 挫折した話
最初の3ヶ月は、ワークブックを中心にインプットと演習を進めていました。
2級を持っていたこともあり、序盤はスムーズでした。問題は後半です。読んでも理解できない箇所が明らかに増え、しかも解説の行間が飛んでいる。「なぜこの式変形になるのか」が書かれていない。調べれば分かることもありますが、その調べる作業自体に時間が溶けていきます。
難易度の壁でモチベーションが切れ、2025年1月はほとんど教材を開かなくなりました。
4-1. 再開のきっかけは「人に言ったこと」
復帰のきっかけは勉強法の工夫ではなく、チームのメンバーに「統計検定準1級にチャレンジしている」と話したことでした。
言ってしまった以上、進捗を聞かれます。落ちたことも報告しなければいけません。この外圧が効きました。意志の力で復帰したわけではなく、復帰せざるを得ない状況を作ったというのが実態です。
一人で黙って勉強していると、やめても誰も困りません。これから挑戦する人には、勉強法を調べるより先に、まず誰かに宣言することをおすすめします。
5. 使った教材と、その使い分け
ここからが本題です。私が使ったのは以下の10点です。
5-1. 書籍
5-1-1. 統計学実践ワークブック
主軸です。最低3周、多い章は7周しました(ログを見たら最大13回でしたが、それは後述します)。
ただし私にとってのワークブックの役割は、「理解するための本」ではなく 「自分がどこを理解していないか特定するための本」 でした。読んで分かるように書かれた本ではないので、分からない箇所を炙り出す装置として使い、その穴を他の教材で埋める。この割り切りができてから学習が回り始めました。
5-1-2. 統計検定準1級 公式問題集
演習用に3周ほど。ワークブックと同じで、解いて間違えた問題をチェックし、また解き直すという使い方です。力試しというより純粋な演習素材として使いました。
5-2. 有料講座
5-2-1. とけたろうさん「統計検定準1級講座」
購入したのは6ヶ月目(2025年3月)です。買ってよかった点は2つあります。
1つ目は、どんな問題に対してどの公式をどう使うのかが、動画として非常によく整理されていること。 ワークブックや無料の情報だけではどうしても埋まらない、「計算のこの部分がどうしても腑に落ちない」という箇所を解消できました。特に母関数や時系列解析は、何度も動画を見返して理解を深めました。文字で読んでも入ってこなかったものが、手順を追って説明されると腑に落ちるという経験を何度もしています。
2つ目は、コンテンツが更新され続けていること。 2026年現在も新しいコンテンツが追加されたり、既存の内容が修正されたりし続けています。買い切りの教材が古くなっていく心配をしなくていいのは、地味ですが大きな安心材料でした。
そして、ここは正直に書いておきます。もっと早く買うべきでした。
購入は6ヶ月目でしたが、演習1周目の段階で買っていれば学習はもっと早く進んだと思っています。「まず自力でやってから」という順序自体は間違っていなかったと思いますが、5ヶ月も後ろ倒しにする必要はありませんでした。挫折した1月も、講座が手元にあれば避けられた可能性があります。
この主張には一応の裏付けがあります。後述するログ分析を見ると、購入した2025年3月に演習回数が月169回まで跳ね上がっています。前月の3倍以上です。もちろん試験が近づいた焦りもありますが、「分からない箇所で止まらなくなった」効果は確実にありました。
5-3. YouTube
3チャンネルを、目的別に使い分けていました。
| チャンネル | 役割 |
|---|---|
| とけたろうチャンネル | 不明点の解消。主に終盤(2025年4〜5月) |
| 文系プログラマーが色々勉強する | ワークブックの問題そのものの解説。理解の補助 |
| 予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」 | 確率統計の前提知識の習得 |
ヨビノリさんはこの確率統計のプレイリストを使いました。準1級の対策動画ではありませんが、そもそもの土台が抜けている状態で準1級の解説を見ても意味がないので、遠回りに見えて効率的でした。
5-3-1. 「文系プログラマーが色々勉強する」は、もっと評価されていいと思う
このチャンネルは個人的にかなり参考になったので、単独で触れておきます。
板書の記述が雑で見にくいのは正直ネックです。ただ、それを補って余りある価値がありました。方針が明示的に語られるわけではないのですが、動画を見ていると「その人なりの問題への考え方」が伝わってくるのです。
準1級は範囲が広く、全部を本質から理解しようとすると絶対に終わりません。かといって全部暗記も無理です。どこを暗記で済ませ、どこを理解しに行き、それをどう覚えるか。 その取捨選択の感覚が、統計学ガチ勢ではない自分の解き方の方針とぴったり合っていました。
答えそのものより、答えを導くまでの方針は真似できます。 そこが一番の価値でした。
- 文系の方
- 統計が本職ではない方
- 理系の学士卒だが統計を専門にしてこなかった方
このあたりに当てはまる人は、一度見てみることをおすすめします。逆に、数学的な厳密さを最初から求めたい人には物足りないかもしれません。
5-4. 無料の解説サイト
ワークブックの行間を埋めるという意味では、無料の解説サイトが決定的に重要でした。
探し方は単純です。問題の答えに詰まったら、Googleで「統計検定準1級 第◯章 ワークブック 解説」と検索して、出てきたサイトを片っ端から巡る。 これを繰り返しているうちに、頻繁に行き着くサイトが3つに絞られてきました。
| サイト | 強み | 使いどころ |
|---|---|---|
| 統計学実践ワークブック 例題ノート(umachaさん) | 計算式の流れと図解が非常に見やすい | まず計算の道筋を目で追いたいとき。ただし大事なポイントが抜けていることもあり、単独では不十分 |
| 統計学実践ワークブックの解答(えびかずきさん) | 赤字や補足が重箱の隅を突くように、理解したいポイントを示してくれる | 「なぜこの式変形なのか」が引っかかったとき |
| 統計学実践ワークブック完全攻略(タランチュラさん) | テキスト形式の解説として最も理解しやすい。章末のまとめもある | 要点の確認・復習フェーズ。※私が見た時点では1〜8章のみ |
この3つはどれも同じ問題を解説していますが、開くべきサイトは「詰まった理由」によって変わります。 図で流れを掴みたいのか、式変形の理由が欲しいのか、章全体を整理したいのか。ここでも「穴を特定してから教材を当てる」という原則は同じです。
5-5. 進捗管理ツール
5-5-1. 【Notion】統計検定準1級進捗管理ツール
上記のツールを利用させていただきました。
効果は明確で、「今日はどの分野をやろう?」という迷いが消えたことです。前回間違えた問題、何度も間違えている問題が一覧で見えるので、机(電車の中ですが)に向かった瞬間から手が動きます。
1日1.5時間しかない中で、最初の10分を「何をやるか決める」に使うのは致命的です。この意思決定コストをゼロにできたのが一番大きい効果でした。
5-6. 生成AI(ChatGPT / Gemini)
概念や考え方の相談役として使いました。ワークブックの飛んでいる行間を埋めるのに向いています。
一方で、計算問題そのものを解かせる使い方はしませんでした。電車の中で紙とペンで解いている以上、途中式を入力して答え合わせをさせるのは現実的ではありません。結果的に「考え方が合っているかを相談する」用途に絞られたわけですが、これは今振り返っても正解だったと思います。計算は自分の手でやるしかありません。
6. 「穴を特定してから埋める」という順序
改めて、私の学習サイクルはこれだけです。
- ワークブックを解く
- 分からない箇所・間違えた箇所を特定する
- 講座・YouTube・解説サイト・AIで、その箇所だけを埋める
- Notionに記録する
- 翌日もう一度解く
直前1ヶ月も、実はこれと何も変えていません。何度も間違えた問題をやり直し、理解できていなければAIや他の解説で埋め、翌日もう一度解く。ひたすらこの反復でした。
多くの合格体験記では「まず講座で全体像を掴んでからワークブック」という順序が推奨されていて、それも合理的だと思います。ただ私の場合は、先に殴られてから助けを求めたほうが、講座の内容が頭に入りました。何が分からないかを知っている状態で解説を聞くのと、知らない状態で聞くのとでは吸収率が違います。
繰り返しになりますが、順序は正解、タイミングは失敗でした。
7. 通勤時間だけでどう演習したか
準1級は計算問題が中心なので、動画を眺めるだけでは絶対に足りません。紙とペンとワークブックを持ち込んで、電車の中で計算まで手を動かしていました。
正直、快適ではありません。ただ「動画は見たけど手は動かしていない」状態が一番危険なので、ここは譲りませんでした。座れない日は理解系のコンテンツ(YouTube、AIとの対話)、座れた日は計算演習、という切り替えはしていました。
8. Notionのログを分析してみた
ここからがこの記事の本題かもしれません。せっかくデータアナリストなので、8ヶ月分の学習ログを集計してみました。
データ概要
- 登録問題数:261問(ワークブック140問、過去問99問、とけたろう講座22問)
- 実際に解答ログがある問題:139問
- 延べ演習回数:590回
- 期間:2024年10月〜2025年5月
8-1. 挫折と復帰の流れ
1月に月11回まで落ち込み、3月に169回で跳ね上がっています。
自分の記憶では「2ヶ月挫折した」と思っていたのですが、ログを見ると完全に止まっていたのは1月の1ヶ月間で、11〜12月も月40回台は維持していました。体感の「挫折期間」は実際の倍に膨らんで記憶されていたわけです。
そして復帰後の伸びが極端です。3月以降の3ヶ月で420回、全演習の実に7割をこの期間に詰め込んでいます。3月に有料講座を購入したタイミングと、この跳ね上がりが完全に一致しているのも見逃せません。試験が近づいた焦りもありますが、分からない箇所で足が止まらなくなったことが、演習量に直結したのだと思います。
準1級は範囲が広いので、序盤にゆっくり覚えたことは結局忘れます。終盤に一気に詰め込む形になったのは、結果的には悪くなかったと思っています。
8-2. 章別ポジショニング:全部を右上に持っていく試験ではない
横軸に平均演習回数、縦軸に通算正答率を取ると、章がきれいに4象限に分かれました。
| 象限 | 意味 | 該当する章 |
|---|---|---|
| 右下(沼) | 何度もやったのに正答率が上がらない | 4章、6章、2章、7章、13章、12章 |
| 左下(捨て) | 回数も少なく正答率も低い | 32章、8章、29章 |
| 左上(貯金) | 少ない回数で高正答率 | 1章、3章 |
| 右上(実った) | 回数をかけて正答率も確保 | 14章、5章、21章 |
左上にあるのは1章(事象と確率、条件付き確率)と3章(特性値)で、これは2級の貯金がそのまま効いた範囲です。1章は平均1.8回で正答率83%、3章は平均3.2回で95%。ここに時間を使わずに済んだ分を、他に回せました。
そして重要なのは左下です。捨てた領域を残したまま合格しています。
8-3. 最も時間を吸われたのは、後半の難単元ではなかった
体感として苦戦したと記憶しているのは、この3つでした。
- 13章 ノンパラメトリック手法:やること自体は簡単だが、どのケースでどの検定を使うのかパターンが多すぎて覚えられない
- 15章 確率過程の基礎:モーメント母関数、ポアソン過程など、覚えるべき公式が多い
- 27章 時系列解析:自己共分散、自己相関、ダービン・ワトソン検定。演習で何を使うか迷って間違える
ところが、実際に最も演習回数を吸われた章はこちらでした。
| 順位 | 章 | 内容 | 平均演習回数 | 通算正答率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 4章 | 変数変換、確率変数の線形結合 | 9.0回 | 25% |
| 2 | 6章 | 正規分布、多変量正規分布 | 8.2回 | 43% |
| 3 | 2章 | 同時確率密度関数、母関数 | 7.6回 | 46% |
| 4 | 9章 | 区間推定 | 7.3回 | 47% |
| 5 | 5章 | 各種離散分布 | 6.5回 | 45% |
苦戦したと記憶しているのは後半の難単元なのに、実際に時間を吸われたのは前半の確率分布・変数変換でした。
個別の問題で見るともっと極端です。
| 問題 | 章 | 演習回数 | 通算正答率 |
|---|---|---|---|
| 例題5.4 | 5章 | 13回 | 31% |
| 例題4.2 | 4章 | 11回 | 11% |
| 例題2.3 | 2章 | 10回 | 42% |
| 例題6.2 | 6章 | 10回 | 44% |
| 例題6.1 | 6章 | 10回 | 16% |
「最低3周、多くて7周」と自己申告していましたが、実際は13回解いていた問題がありました。
なぜズレるのか。振り返ると、前半と後半では難しさの質がまったく違ったからだと思います。
前半(確率分布・変数変換)は、基礎となる公式の数が多く、そもそも公式の内容や概念を理解すること自体が大変でした。 その上で「いつ、どのタイミングで、どの公式を使うべきか」を判断しなければならない。土台の理解と使い分けの判断を同時に要求されるので、何度やってもスッと解けるようになりませんでした。
一方で後半(ノンパラメトリック、時系列など)は、パターンとユースケースさえ覚えてしまえば戦えます。 問題の出され方はワンパターンですし、何をしているかのイメージも掴みやすい。覚えるべき項目が多いので「大変だ」という感情は強く残りますが、覚えてしまえば終わるという点で、前半とは性質が違います。
つまり、後半は苦しさの総量が大きく記憶に残る一方、前半は実際に時間を吸われ続けている。この非対称性が、体感と記録のズレを生んでいたのだと思います。
これから受ける方には、体感ではなく記録で自分の弱点を判断することを強くおすすめします。記録がなければ、私は「13章と27章を重点的にやった」と信じたまま終わっていました。
8-4. 丸ごと捨てた章がある
正答率が低かった章はこちらです。
| 章 | 内容 | 平均演習回数 | 通算正答率 |
|---|---|---|---|
| 32章 | モンテカルロ法、ブートストラップ法 | 1.0回 | 0% |
| 8章 | 各種推定法、点推定の性質 | 4.0回 | 10% |
| 12章 | 適合度検定、母比率の検定 | 4.5回 | 23% |
| 13章 | ノンパラメトリック手法 | 5.3回 | 24% |
| 4章 | 変数変換 | 9.0回 | 25% |
| 27章 | 時系列解析 | 5.0回 | 29% |
32章は1回解いて0%のまま、二度と触りませんでした。 8章に至っては明示的に「捨」とタグを付けた問題が2問あり、残りも正答率10%です。実質的に戦線を放棄した唯一の章でした。
それでも67点で合格しています。
8-5. 弱点は本番にそのまま出る
本番のセクション別正解率がこちらです。
| セクション | 正解率 |
|---|---|
| 確率と確率分布 | 60% |
| 統計的推測 | 83% |
| 多変量解析法 | 55% |
| 種々の応用 | 70% |
多変量解析法が55%と、唯一合格ラインを下回っています。 それでも総合67点で合格できました。
そして注目すべきは、Notionのログ上で弱点だった領域が、本番でもそのまま弱点として出ている点です。逆に、最も正答率の高かった「統計的推測」(83%)は、ログ上でも19章・20章・31章あたりが左上寄り、つまり少ない回数で正答率を確保できていた領域でした。
進捗管理は単なるモチベーション維持ツールではなく、本番のスコアをそこそこ予測します。 直前期に「どこが危ないか」を客観的に把握したいなら、記録を取る価値は十分あります。
9. まとめ
改めて、この記事で一番伝えたいことです。
- 教材を足す前に、自分の穴を特定する。 ワークブックは理解するための本ではなく、穴を見つけるための本として使う
- 同じ用途の教材でも、詰まった理由によって開くべきものは違う。 図が欲しいのか、式変形の理由が欲しいのか、章の整理がしたいのか
- 有料講座は早く買ったほうがいい。 順序(自力で殴られてから)は正解だったが、3ヶ月待つ必要はなかった
- 全部を完璧にする試験ではない。 32章は0%のまま、多変量解析は本番55%、それでも67点で合格できる
- 体感ではなく記録で弱点を判断する。 記憶の中の苦手と、実際に時間を吸われた場所は一致しない
- 一人で黙って勉強しない。 復帰のきっかけは勉強法ではなく、人に宣言したことだった
合格して一番実感しているのは、統計における引き出しが増えたことです。実務で「この場合はこの手法が使えるかもしれない」と思いつく回数が明確に増えました。資格そのものより、この変化のほうが価値があったと感じています。
通勤時間だけ、1日1.5時間、総計200時間。まとまった時間が取れない社会人でも合格は十分可能です。これから受ける方の参考になれば幸いです。
10. 使用教材一覧
書籍
有料講座
YouTube
解説サイト
- 統計学実践ワークブック 例題ノート(umachaさん)
- 統計学実践ワークブックの解答(えびかずきさん)
- 統計学実践ワークブック完全攻略(タランチュラさん)
ツール
- 【Notion】統計検定準1級進捗管理ツール
- ChatGPT / Gemini



