以前管理画面系gemの比較を書きましたが、どうも最近upminなる新規管理画面系gemを登場したらしいので、どんなものかと思って触ってみました。
現在の管理画面系3大gemである
このgemは同じ管理画面生成gemでも、導入しやすさ、カスタマイズ性に関してそれぞれ特色を持っていて、用途によって住み分けされているのですが、これと比較すると、rails_adminに一番近いタイプのgemですね。
つまり、特徴を挙げると、インストールするだけで全てやってくれる。
その代り、カスタマイズしようとすると、幅が狭くて、色々と面倒がついてくるタイプのgemです。
ただ、rails_adminよりはカスタマイズ性は若干高いです。
これがこのgemの特徴でしょう。
それよりもまだまだ新参のgemなので、機能的に追いついていないところもあるので、総合的にはまだrails_admin
に追いついていないので、総合的には、今すぐにその地位を脅かすものではないかな、と思います。
具体的には
- dashboardがまだ未実装
- I18nへの対応
- 画像アップロードへの対応
あたりが簡単に触ってみた感じ、対応していなかったです。
これが残念な所で、今後の進展に期待ですね。
実際の使い方紹介
総評は先に書いてしまったので、ここからは簡単に使い方だけ解説しておきましょう。
実際の使われ方は、upminのサイトにデモが公開されているのでコレをインストールして使ってみるのが分かりやすいです。
- has_many, belongs_toの関連はモデルから自動認識してくれます
カスタマイズはapp/upmin/models/以下に、Upmin::Modelクラスを継承したモデルを作成することでできます。このあたりがrails_adminよりも柔軟なところですね。