Excelのお客さま名簿から情報を取得して、Outlookの下書きメールを作成する作業を、UiPathで自動化。
ビジネス要件(抜粋)
・作成するメールの内容パターンは10パターン。名簿の内容に応じて、作成するメールのパターンを判定する。
・メールの内容パターンには、一斉送信メールか個別送信メールか、という分類もある。一斉送信メールと判定されたお客さまは、グルーピングしてメールを1通にまとめる。
・メール本文は、フォント(文字種類や色)を指定する。本文の一部は可変情報(主に日付情報)である。
システム要件(抜粋)
・安定かつ高速に処理を行うため、UI操作をしない方式を採用。ポイントは以下2点。
- UiPathのアクティビティ(Uipath.Mail.Outlook.Activities.SendOutlookMail)を使用。
- メール本文はhtml(xml)で雛形作成
・ロボットが、名簿情報の収集や仕分の作業を行いやすくするため、ユーザ部門合意のうえ名簿を拡張。ポイントは以下2点。
- ロボットが利用する情報を1か所(1シート、1範囲)にまとめる
- Excel関数で対応できる処理は、UiPathでロジック定義するよりも、Excel関数を優先する。