◆一体何を作ったの?
- Amazon Connectが色々なシステムと連携できるようなので、SalesforceやLINE botと連携できないか触ってみました。
- 何かしらのシナリオのあるほうがイメージしやすいので、試しに「自動車が壊れる→LINEで位置情報をポチポチ→修理業者から電話がかかってくる」というシナリオを考えてみます。
- ひとまず頑張って修理業者へのつなぎを減らせないかチャレンジしてみました。
◆シナリオ
†何もしていないのに車がこわれた!†
Before
- ①~⑤までの作業はオペレータによる手作業
- ユーザーとの応対だけでなく、受付情報や位置情報の登録、修理業者への連絡を行う。やることが多い!
After
- Amazon Connect上のLexによる自動応答(IVR)を使用してオペレータの応対にかかる稼働を削減。
- ユーザーの位置情報をLINEで送信していただくことにより、オペレータの稼働削減だけでなく正確な位置情報を迅速にデータベースに登録可能。
- 応対履歴登録を自動化することにより、電話受付情報のデータベースへの登録作業にかかる稼働を削減。
システムのフロー
①ユーザ対応
- Amazon Connectを利用し、ユーザからのSOS電話に対してIVRで対応します。
②電話受付情報を登録
- Amazon Connectで受けたSOSの情報を応対履歴としてsalesforceに登録します。これもIVRが終了したタイミングで自動で行われるようにしています。
③LINEで位置情報送信
- LINEで位置情報を送信できるので、それを利用して現在位置を送信します。
④位置情報登録
- LINEで送信された位置情報をSalesforceに連携します。
⑤修理業者へ連絡
- ③の位置情報からLamda 関数が呼ばれ、自動的に修理業者へ電話をかけます。その電話にて修理業者が対応可能ならばユーザと修理業者の通話へと切り替えます。これを自動で行うためAmazon Connectを用いています。
◆作成手順
長いので分けました。
STEP1
- フローの①~②を作成していきます。
STEP2
- フローの③~④をLambdaで作成し、デプロイします。
STEP3
- STEP2で作成したものをAWS上にデプロイします。