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IT未経験がLPIC-3取得

Last updated at Posted at 2025-06-19

はじめに

LPIC-3 300を受けました。
勉強開始から2か月で合格しました。

学習目的

資格を取りつつLinuxの知識を身に付けること。

試験結果

LPIC-3 300
LPIC-2までとは異なり、LPIC-3は1つ受かると認定が受けられます。
今回の得点:680/800点
合格ライン:500/800点
image.png
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試験受験時の資格

LPIC-1
LPIC-2
AWS SAA

学習時間

日数 : 60日
時間 : 約100時間

全体の勉強時間を日数で割ると、1日あたり平均で約100分勉強したことになります。ただし、試験直前の1週間で約30時間勉強しているため、それ以外の期間では、1日平均1時間ほどでした。

学習教材

選んだ理由

学易

合格者の振り返り動画(2本)と体験記事(3本)で強くおすすめされていたため、この教材を選びました。
特に他の教材と比べて信頼性が高いと評価されていたことから、メイン教材として活用しました。

ChatGPT

こちらに関しては選ぶ理由も何もなく日常生活のあらゆることを聞いているので、当然のように試験勉強にも活用していました。

Ping-t

これまでのLPIC試験でお世話になった教材なので今回も使用しました。
ただ、合格者の感想を見ていると的中率はそこまで高くないようでしたので今回は補助的に使用しました。
また、最新verの試験に対応していないので範囲外の問題もあります。具体的にはOpenLDAP(主題390)は全く出ません。他にもWindowsNT関連の問題がありますが、最新verの試験にはほぼ出ません。WindowsNTは古いOS(Active Directoryが導入される前の世代のOS)です。

学習方法

学易を全問解けるようにする。

  1. 解説を読まずに、とにかく答えを覚えるまで何度も問題を解きました。
  2. 答えを覚えた問題の解説を読み、納得できるまでChatGPTに質問しました。
  3. 選択肢を見なくても自力で答えられるようにしました。

1. 解説を読まずに暗記する

このやり方(最初は解説を読まずに答えだけを覚える方法)は、あまり一般的ではないかもしれませんが、これまで何度も資格試験の勉強をしてきた経験から、「一度に多くのことを理解しながら覚えるのは難しい」と実感していました。そこで、あえて解説を読まずに、まずは暗記に集中する方法を取りました。

この方法には大きなメリットがあり、短期間で大量の問題をこなすことができ、正答率も早い段階で高めることができました。

ただし、この学習法で対応できるのは「まったく同じ問題で、かつ選択肢が表示されている場合」に限られます。そのため、この段階では本番には通用しないと感じました。

2. 問題の解説を理解する

1.の学習方法の弱点を補うべく問題の解説を読み漁りました。事前に答えを覚えていたことで、解説を読んだときに理解しやすくなり、学習効率が大きく上がりました。これまでの勉強では、知らない単語ばかりの長い解説を読むのが苦痛で、調べながら進めるのにかなり時間がかかっていたのですが、今回はそういったストレスが少なく、非常に自分に合った方法だったと感じています。

3. 選択肢を見ずに答える

選択肢を見ないで答えられるようにするというのは、私が資格試験のたびに行っている方法です。選択肢があるとつい頼って「なんとなく」で正解してしまうことがありますが、本番では選択肢が同じように出るとは限らないため、自力で答えられるようにします。


Ping-t

学易での学習を終えた後に、Ping-tの問題も解きました。問題数が400問以上あり、すべて解くにはかなりの時間がかかった印象があります。
ただ、全問解く必要はないです。自分が不安に感じる分野や苦手な部分だけ50問ほどを重点的に解けば、十分です。また、OpenLDAP(主題390)やWindowsNT,NTドメイン関連の問題は試験範囲外なのでやらないでください。


仮想サーバーで実践

試験勉強と並行して、Linuxの仮想サーバー構築にも取り組みました。
これは試験対策というよりも、学習した知識を実際に使ってみたいという思いから行ったもので、試験の得点にはほとんど影響はありませんでした。資格取得優先の方はやらなくてもまったく問題ありません。

具体的には以下のような構築を行いました:

Sambaサーバーの構築
 Windowsサーバーとファイル共有ができることを確認し、Linuxサーバーとの連携を体験しました。

SambaサーバーをADドメインのメンバーとして参加
 ドメインに参加することで名前解決ができるようになるなど、ネットワーク上での動作を確認しました。

FreeIPAサーバーの構築
 Linux環境での認証基盤構築の理解を深めました。

問題集だけでは文章上の理解にとどまりがちですが、実際に構築することで「何ができるようになるのか」を具体的にイメージすることができました。

試験

初見の問題は無く数問解いた段階でこの試験に受かると感じました。
終わった後に言うものあれですが、もう1か月早く受けてもよかったと感じました。

まとめ

とある記事にも書いてあったのですが、LPIC-3 300は勉強すれば必ず合格できます。
Lpic2に合格した方はすぐにでも受けましょう。勉強方法を間違えなければ絶対に受かります。そしてその勉強方法はこの記事に書いてあります。ぜひ合格してLpic-3という武器を手に入れましょう。

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