私はSoftbank Air回線を使っています。
よくSoftbank Airの話を聞くと速度が多いとかそこらへんの話を聞くと思うのですが、2chなどのサイトでブロックされることが多々あります、その原因をかるーく触れていきたいとおもいます。
結論
SoftBank Airがプロキシ認定されやすい主な理由は以下です。
- CGNAT(Carrier Grade NAT)を利用している
- 大量のユーザーが同一グローバルIPを共有する
- 不正アクセス対策ロジックに引っかかりやすい通信特性
- 過去に悪用されたIP帯域のレピュテーションが残りやすい
こういう仕組みや過去の履歴によってプロキシ認定されやすいのです。
SoftBank Airのネットワーク構成
モバイル回線ベースの固定回線
SoftBank Airは、光回線ではなく携帯電話網(LTE / 5G)を利用した据え置き型回線です。
構成としては「スマホのテザリングを常時行っている状態」に近いです。
そのため、以下の特徴があります。
- IPv4は基本的にグローバルIPが直接割り当てられない
- キャリア内部でNATされてインターネットへ出ていく
CGNAT(Carrier Grade NAT)が原因
CGNATとは
CGNATとは、IPv4の枯渇に対応する仕組みです。
SoftBank Airでは、複数人が同じのグローバルIPv4アドレス を共有しています。
Webサービス視点で何が起きるか
Webサービス側から見ると、
- 短時間に大量のリクエストが同一IPから飛んでくる
- 別ユーザーなのにIPが同じ
- ログイン失敗・投稿・APIアクセスが集中する
という状態になります。
「プロキシ認定」される仕組み
多くのWebサービスでは、不正対策として次のような判定を行っています。
- 同一IPからの同時接続数
- 短時間でのリクエスト頻度
- IPレピュテーション(過去の不正履歴)
- ASN(どの事業者のIPか)
SoftBank AirのIP帯は、
- 利用者数が非常に多い
- 行動パターンがバラバラ
なため、プロキシなどのサービスと判定されやすくなります。
IPv4 only な点も影響する
多くの回線が現在はIPv6に対応していますが、Softbank AirではIPv6に対応しておらず、IPv4 onlyです。
結果として、IPv6なら個別識別できたはずの通信がIPv4 CGNATで一括りされてしまいます。
そのため、制限対象になりやすくなります。
「自分は何もしてないのに弾かれる」理由
これは非常によくある誤解ポイントです。
自分の行動は正常でも、同じIPを使っている他人が
- スクレイピング
- 不正ログイン
- スパム投稿
を行っていると、IP単位でまとめて制限される可能性があります。
まとめ
SoftBank Airがプロキシ認定されやすい理由は、
- CGNATによるIP共有
- 大量ユーザーの通信集中
- Webサービス側の不正対策との相性
という、技術的に避けづらい構造的問題によるものです。
こういう問題はIPv6にしたら和らぎやすいので早くIPv6に対応してほしい限りです。