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Claude Code の開発者体験、足りなきゃ mod で足せばいい

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はじめに

Claude CodeやCodexをOrca(複数の AI エージェントを、git のワークツリーごとに並べて動かせるデスクトップアプリ)で使っています。2つのエージェントをまとめて使えて、ワークツリーの管理も楽だからです。

ただ、Claude Codeが編集したファイルを参照するためにツリーから探したり検索したりが面倒。Claudeデスクトップでは成果物の一覧を見れて、ワンクリックで開けるから非常に便利でした。

10月から提供されたmodを使えば同じことをOrcaのコンソール上でも実現できるのでは?と考えました。

ついでに開発者体験として気になっている部分をmodで解消できないか、いくつかmodを作ってみました。

Claude デスクトップの成果物の一覧

動作環境

  • Windows 11 + WSL(Ubuntu)
  • Claude Code v2.1.296(2026-10-11 時点)

mod とは何か

2026-10-01 の v2.1.287 で正式に入った機能で、既定で有効です。公式の説明では「Claude Code の動きを変える小さな TypeScript の関数」で、画面右のペインやプロンプト上の帯、スラッシュコマンドを足したり、ツール呼び出しに割り込んだりできます。

作り方は、Claude Code に「mod を作りたい」と言うだけです。組み込みのスキル plugin-authoring が読み込まれ、型定義を調べて、コードを書いて、テストまで回してくれます。

作ったもの

右ペインに以下の3点を表示するmodを作り全プロジェクトで使えるようにしました。

  • 5時間枠、週間枠の利用状況

  • メイン・サブエージェントの稼働状況とやっていること

  • Claudeが最近編集したファイルの一覧

出来たものは以下のようなものです。

自分用なのでUIを整えるところまでやってないので見づらいですが・・・。
上がコンソール、下がClaudeデスクトップです。

ターミナルの Claude Code。右のペインが今回作った mod

Claude デスクトップアプリでも同じペインが出る

便利になったこと

利用枠が一目で分かる

サブスクで使っていると気づかずに結構使って切ってしまうことがあるので便利です。

statusLineでも利用状況は表示できますが数字表記なので埋まってても気づかないことが多いんですよね。modで追加したものはビジュアルで表示されるので、一目でわかりやすいです。

  • statusLineの場合

statusLine での利用枠の表示

  • 作成したmodの場合

作成した mod での利用枠の表示

サブエージェントの使われ方が見える

メインとサブエージェントの状態、モデル、稼働時間、直近の操作、コンテキストの使用率などの情報を表示できます。Claudeデスクトップと比べて項目がカスタマイズできるのがいいですね。

特に Opus 5 は、Anthropic のプロンプトガイドで「以前のモデルよりサブエージェントに任せやすい」と書かれていて、Claude Code も Opus 5 向けにサブエージェントの使い方の指示を足しています。それもあって、サブエージェントが適切に使われているかは気にするようになりました。
image.png

編集したファイルをクリック1回で開ける

Claude が作成・編集したファイルを新しい順に並べ、クリックで既定のアプリで開くものです。地味ですがこれが一番お気に入りです。Claude が「drafts/xxx.md を作りました」と言うたびにエクスプローラーや検索で探していたのが、クリック1回になります。自分で作ったファイルじゃないから見つけにくいんですよね。

さらに全プロジェクト共通で編集したファイルの一覧も表示できるようにしました。複数プロジェクト、複数ワークツリーを回すことも多いのでかなり重宝します。
image.png

作り方

claude君にお願いしただけです。

以下の依頼をベースに細かい点を微修正した形でした。作業時間は30分もかかっていないと思います。

modsを試したい。ほしいのは2つ
1.最近Claude codeが修正・作成したファイルの一覧(クリックするとデフォルトアプリで開く)
2.起動しているメインエージェントとサブエージェントの一覧(やっている作業、稼働時間、コンテキスト利用率、モデル、その他必要そうな情報とともに表示) 
modsでエージェントの状況と変更したファイルを表示していると思う。5時間、1週間の利用枠に対する利用状況も追加したい。
あと可能であれば別タブを設けて全プロジェクト共通の変更したファイル一覧を設けたい。これはwslから起動したclaude codeにも適用したい。

また、普通にお願いするとそのセッションでしか有効にならないので、全プロジェクトで有効になるように変えてもらいました。

~/.claude/settings.json で mod のフォルダを指定しているようです。

~/.claude/settings.json
{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_PLUGIN_DIRS": "C:\\Users\\<ユーザー名>\\.claude\\mods\\workbench"
  }
}

他の人はどう使っているか

記事書く中で気になったのでclaude君に他の人はどんなことに使っているか聞いてみました。どれも便利そうですが、prompt-railは特にまねしたいなと思います。

mod 何をするか
CC-Usage-Band 5時間・7日の利用上限、コンテキスト、キャッシュヒット率を帯に表示
touch-map Claude が読んだ・編集したファイルをツリーで表示。シェル経由の変更も拾う
prompt-rail 送ったプロンプトを並べ、クリックでその位置へ飛ぶ
claude-auto-handoff 自動 compact の代わりに、引き継ぎメモ付きで新しいセッションへ移る
cc-arcade プロンプトの上でテトリスなどのゲームが遊べる

他の人の mod を入れるときの注意は2つです。

  • サンドボックスがない。 ユーザーと同じ権限でファイルもネットワークも触れます。claude plugin validate で呼ぶ API の一覧は見られますが、ある導入記にも「validateの出力は、コードが呼ぶAPIの一覧で、安全の保証ではない」とあります。
  • エラーが起きると黙ってスキップされる。 早期アクセスの時期には「有効と表示されているのに、ガードが一切動いていなかった」という報告もありました。入れたら一度、実際に動いているところを確認したほうがよさそうです。

まとめ

Claude CodeをOrcaで使う中で気になる点をmodで解消できるか試しましたが、自分好みにカスタマイズができて思ったよりも開発者体験が向上したと感じます。

作成自体もかなり簡単ですし、Claude自体に任せられるので是非皆さんも試してみてください。

参考

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