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【生成AI活用】BizDev・マーケ・営業で使えるChatGPT活用ユースケース3選

Last updated at Posted at 2025-12-26

はじめに

お久しぶりです!
AXLBIT株式会社の中村 @ax-nakamuraです
ここ1年ほど、新サービスの事業開発・マーケ・営業をしていました。
人手が足りない中爆速で新規事業を進めていく中でなくてはならない存在だったのがChatGPT!私の相棒・・!
回答を丸々信用すると問題もありますが、私はフロントの仕事の中で大変、大変活用させてもらっています!
今回は、実際どのような場面でChatGPTを活用すると作業が爆速になるのか、
アウトプットの質が上がっていくのか・・中村流の使い方をお話しできればと思います。

ユースケースご紹介

私のよく使う(使っていた)ユースケースをご紹介します。
邪道なものやずるもあるので、自己判断でご参考にどうぞ
▼ヘビーユーズチャットたち。ユースケースごとにチャットを分ける派です。
スクリーンショット 2025-12-22 174716.png

1. ペルソナ・コンセプト壁打ち(事業開発・マーケ)

コンセプトやマーケ施作を作っていく中で、
ペルソナを立てて課題感やその解決を精緻化していくのですが、
ここでChatGPTとの壁打ちが役に立ちました。

以下相談したプロンプトの例

  • 今考えているセールスコピーだとどういう風に聞こえて誰に魅力的に聞こえるか、逆にどういう層には魅力が伝わりづらいのか?
  • ペルソナの抱える課題感を今考えているものから拡張してできるだけたくさん洗い出す
  • 自分たちが仮設立てた課題感の妥当性を多方面から検証する

ここは何度も仮説を立てて、チームで揉んで、現場で検証して、を繰り返す部分なので
AIに答えを出してもらうのではなく、
自分一人でも仮説検証のサイクルを何回か回すための壁打ちポジでした。

2. メール作成(営業)

最近はあまり頼らなくなりましたが…
ビジネスメールでの言い回しやお作法がわからないときは、
ニュアンスを渡してChatGPTに整えてもらう!

「まだ物がない状況ではありつつ関連部署の人に業務ヒアリングがしたい、
というニュアンスのことを言いたいんだけど、ビジネスメールではどう表現すればいいですか?
相手に絶対失礼がないように言いたいです」
とかプロンプト書いてました。

内容が複雑な時は自分で文章作って、「この書き方で聞き触りが悪いところありませんか?」とFBをお願いすることも可能。

3. トークスクリプト作成(営業・マーケ)

展示会、初回面談、セミナーなどなど、
新サービスが出来たら色々なところで話す機会があると思います。
用途に応じて長さの違うトークスクリプトを用意する必要があったり。

こういう時も、ChatGPTに文章の長さを切ったりパターンを複数出してもらうとすごく助かります。
おすすめのやり方は、
プロンプトで製品の特徴や強みを入力
→使いたい場面を指定(展示会で30秒で、営業面談で15分で説明、など)
→出力された内容を読んで違和感あれば細かく修正

(番外編) トーク練習(営業)

ChatGPTはロールプレイングが得意なので、営業部の先輩チャットを作って営業に同行してもらうシチュエーションで会話の練習をしました。
途中までGPT先輩がしゃべってくれて、こちらに役割を振ってくれるので、自分のセリフを打つと良し悪しのFBをくれます。
本サービスの営業は「新サービス・初めてのAIサービス」ということでノウハウがなかったので、ChatGPTを使った練習が私は結構ためになりました。文字に起こすとだんだん自分の中で重要なポイントも整理されてきますし。

▼プロンプト例

営業のロールプレイングをしたいです。
あなたには展示会同席して横でサポートしてくれる先輩の役をやってほしいです。
私は展示会初参加なので、最初の呼び込み部分とお客さんを捕まえるところまでをお願いします。
よしななところで私(ユーザー)に話を投げてより細かく現場の話を説明させてください。
そして、話を振るところでいったん止めてください。
出力部分は会話のみでよいです。挙動も入れなくてよいです。

▼上のプロンプトを使った実際の会話例。左が先輩役、右が私です。
スクリーンショット 2025-12-25 125417.png
スクリーンショット 2025-12-25 125438.png

営業でヒアリングするべきことは、大まかな製品の属性や特徴によって決まる一般的な内容が多く、具体的に製品の情報を与えすぎなくてもAIが適切な話の運び方を提示してくれます。

最初の掴み~顧客の状態を把握するヒアリングの仕方を学ぶには、
AIの出力を通じてパターンに慣れていくのが結構よかったです。

生成してくる内容や言い回しにも、意外性や学びがあって、いいなと思ったものは真似していました。

おわりに

今回は、早いサイクルで、かつ前例や踏襲できるものが少ない状況で、
営業提案や方法を考えないといけないケースでのChatGPT活用法をご紹介しました。
他にも様々なところで使えると思うので、引き続き生産性を高めてくれる相棒くんとして上手く活用していきたいです!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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