はじめに
皆さん、こんにちは!
AXLBIT株式会社の石井(@ax-ishii)です。
今回は、2024年一発目の勉強会にてお話したマレーシアのクアラルンプール(以下、KL)でのプロジェクトキックオフのお話です!
対象者
- 海外エンジニアと関わっている方
- ちょっとでも海外に興味のあるエンジニア
- (当社に興味がある方)
ざっと要約すると、、、
- AXLBITが「初」の海外拠点をマレーシア設立
- 海外のエンジニアと一緒に働くときは、異文化理解って大事だよね
- 異文化出身のエンジニア同士のコミュニケーションの難しさ
- 今後のチャレンジ
AXLBIT ASIA 始動
当社AXLBIT株式会社は、2024年1月1日に AXLBIT ASIA SDN. BHD. をマレーシアのクアラルンプールに開設いたしました 今後、当社が提供しているAXLGEARの開発の一部をマレーシアで行います!
https://axlbit.com/news/2024/0117.php
様々な媒体が、AXLBIT ASIAの設立について取り上げてくれました
以下は、その一部です!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000045361.html
https://www.nna.jp/news/2614386
https://www.asean-economy.com/co-radar/co-malaysia/3201574705
マレーシアの文化を知ろう!
マレーシアのエンジニアと一緒に開発を行う上で一番大事なことは、マレーシア文化の理解 です。ということで、今回は、マレーシアの文化以下3種について共有しました!
- 食文化
- 宗教文化
- 言語文化
一見、こういった文化に関するお話はサービス開発とは無関係のように思えるかもしれませんが、相手文化への興味関心なくして円滑なエンジニアリングはない!! と思います。
相手文化について 「興味」 を持ち、異なるバックグラウンドを持つ皆と 「雑談」 をし、そして 「仕事の話」 もする。これらができるようになることが、円滑な開発の第一歩になると信じています!
文化についてわからないときは聞こう!
宗教的ルールが複雑なマレーシアでは、「OKなこと」「NGなこと」が時々わからないことがあります。そんな時は、本人に聞こう!! 敬意と興味を持って、本人に聞くことは決して悪いことではない。ぜひ、どんどん「聞いて」みましょう!
プロジェクトキックオフ
今回は、半年~1年に及ぶプロジェクトのキックオフを行いました!
キックオフのスケジュールは以下です。
【1日目】
- プロジェクト前半戦 のキックオフミーティング:1h
【2日目】
- プロジェクト後半戦 part1 のキックオフミーティング:3h
【3日目】
- プロジェクト後半戦 part2 のキックオフミーティング:1h
- 会食
↑ キックオフ風景
難しさ と 今後のチャンレンジ
難しさ
◆異なる言語(英語)を使用すること
言語は使っていけば慣れます。最初は全然わからなくても、慣れます。話したもの勝ちです。今後は当社全体で、「雑談」 を積極的に行っていこうと思います!
今後のチャレンジ
◆視覚情報を用いたコミュニケーション
言葉が難しいのであれば、脳内をそのままメンバーに伝える。つまり、図形(UML含む)を用いて、視覚情報としてメンバーに伝達することを徹底していきます!
◆追い情報を伝える
1つの単語で伝わらなかったら、翻訳機をガンガンに使って、追い情報を伝える。当たり前だが、日本語だと単語で伝わる内容であったとしても、英語だとなかなか伝わらない、、。そのため、以下を意識したコミュニケーションを取ることを心がけます!
- 話しているときに相手の表情をよく見る。
- 「伝わっていなさそう」 or 「納得がいっていなさそう」な場合は、別の言い方 や 背景を追い情報 として伝える。 ※情報過多にならないように気を付ける。
- 適宜、翻訳機の使用をする。
まとめ
今回は、1月にKLにて行ったプロジェクトの「キックオフについて」「キックオフにおいて感じたこと」を中心にお伝えしました。現在、ブリッジSEを通さない開発スタイル に試行錯誤を重ねて挑戦中です。
これからプロジェクトが本格始動しますが、この開発スタイルの確立とプロジェクト成功を目標にガンガン進めていきます!同じような取り組みをしている方、ぜひ一緒に頑張りましょう!