Amazon Kinesis Producer Library (KPL)とは
Kinesis専用の高速データ送信ライブラリ
メリット
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高スループット対応
- レコードの集約とバッチ送信で効率的にデータ送信できる
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再試行やエラーハンドリングが自動
- 送信失敗時の処理を自動で実行してくれる
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CloudWatch連携による監視が簡単
- 送信状況やエラーを自動で可視化できる
デメリット
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Java専用ライブラリ
- Java以外の言語からは直接利用できない
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一定の送信遅延がある
- バッファリングにより数百ms〜数秒の遅延が発生する場合がある
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導入・設定がやや複雑
- 依存ライブラリや設定項目が多く、環境構築に手間がかかる
Kinesis の主なサービス種別と役割
サービス名 | 役割 | KPLとの関係 |
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Kinesis Data Streams | ストリーミングデータを高速で取り込む基盤 | ✅ KPLはこれ専用 |
Kinesis Data Firehose | データをS3やRedshiftへ自動配送 | ❌ 対応していない |
Kinesis Data Analytics | ストリーミングデータをリアルタイム分析 | ❌ 対応していない |
Kinesis Video Streams | 映像データの取り込み・保存用 | ❌ 関係なし |