4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

日本語キーボードのバックスラッシュは「ろ」

Last updated at Posted at 2020-05-22

概要

Mac 上の Virtual Box に日本語化した Kali Linux(2020.2) を入れて遊んでいたところ、バックスラッシュ \ が入力できなくて困った。
結果、 に割り当てられているのを発見した。
便利そうなので Mac でも同じ方法で入力できるように設定した。
Windows 10 は ¥ が両方 ¥ (にみえる \)に割りあたっていた。

これはもしかして常識…?

on (Kali) Linux

以下の方法で日本語化した。キーボードレイアウトは 日本語 (OADG 109A) とした。
Kali Linux 2020.1 導入と日本語化 | セキュリティ | DoRuby

ターミナルで作業していたところ \ を含むコマンドが必要になった。
Mac の作法に倣って Alt + ¥ と押すと謎の文字 が入力された。これはさすがに違う。
Windows のノリで ¥ キーを押したら、¥ が出てきた。気にせずコマンド実行したらエラー。あかんか。
で、いろいろ触っていたら (右 Shift の左隣)で \ が入力できることを発見した。

on Mac OSX

アンダーバー・アンダースコア _Shift + ろ と指が覚えてしまっているが、 Mac では Shift なしの だけで _ を入力できる。
ならば Linux に合わせてしまおう。Karabiner-Elements を使ったキーバインドの変更方法は、以下を参照。
Macでバックスラッシュを入力しやすくする設定 by Karabiner-Elements - モノラルログ

追記:そのまま適用すると VirtualBox でも入力が置換されてしまい本末転倒だった。 frontmost_application_unless で VirtualBox を除外すると良い。

設定例
{
  "title": "backslash",
  "rules": [
    {
      "description": "underscore to backslash",
      "manipulators": [
        {
          "from": {
            "key_code": "international1"
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "international3",
              "modifiers": [
                "option"
              ]
            }
          ],
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "type": "frontmost_application_unless",
              "bundle_identifiers": [
                "^org\\.virtualbox\\.app\\.VirtualBoxVM"
              ]
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}
参考)[Karabiner-Elementsの設定項目をまとめました - Qiita](https://qiita.com/s-show/items/a1fd228b04801477729c#conditionsbundle_identifiers)

on Windows 10

ところで Windows はどうだったか、と確認したところ、 ¥ は同じ入力、つまり ¥ にみえる \ に割りあたっていた。どちらに見えるかはアプリケーションに依存する。

いったい、なぜ今まで気づかなかったのか…

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?