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PL-200 学習メモ (10) : Power Automate(承認フロー、フローの共有、キャンバスアプリとの連携、ビジネスプロセスフロー)

Last updated at Posted at 2024-08-19

はじめに

この投稿は PL-200: Microsoft Power Platform 業務コンサルタントの学習をした内容のメモです。

投稿の一覧は以下のリンク先にあります。

前の投稿

承認フロー

承認 アクションを利用すると、Power Automate で承認ワークフローを作成することができます。

image.png

  • 承認結果をメールと Teams のチャネルへ投稿するフローの例
    image.png

[開始して承認を待機] アクションは、承認が承認者によって処理されるまでフローを待機し、承認または却下されたら後続の処理を行います。

承認処理中

image.png

  • 承認者へ届くメール
    image.png

承認処理後

image.png

  • 承認結果の通知
    • メール
      image.png
    • Teams
      image.png

[ホーム] タブからプロンプトによって、Copilot によりフローを自動生成させることができます。

以下のようなプロンプトを入力すると、適切なトリガーやアクションでフローが生成されました。

手動で有給休暇を申請する承認を作成し、承認されるまで待機する。承認結果をメールで自身に送信し、さらに承認結果を Teams のチャネルへ投稿する。
image.png

image.png

自身のメールアドレスを取得するために [マイプロフィールの取得] アクションが利用されました。この方法だとフローに直接メールアドレスを記載しなくてもよくなります。

フローの共有

Power Automate のフローを共有する方法には以下の 3 つがあります。

名前 説明
共同所有者に追加する 共有されたユーザーはフローの編集や削除が自由に行えます。
実行権限のみを付与する 共有されたユーザーはフローの実行のみが行えます
フローのコピーを共有する フローをコピーし新たに別のフローとして共有します。

共同所有者

  1. [共有] をクリック
    image.png
  2. 共有したいユーザーを[共同所有者] に追加
    image.png
  3. 共有されたフローは [自分と共有] タブに表示され、実行や編集が行えます
    image.png

実行権限のみ

  1. [実行済みのユーザー] の [編集] をクリック
    image.png
  2. [ユーザーやグループを招待] で共有したいユーザーを追加
    ※ [使用する接続] で接続の情報を実行時に指定するか、フローの接続情報を使用するかを選択できます。
    image.png
  3. 追加されたユーザーに届くメールの [View Flow] のリンクから、フローの実行が行えます。
    image.png
    image.png

コピーを送信

[コピーを送信] からフローをコピーし新たな別のフローとして他のユーザーに共有します。
image.png

キャンバスアプリとの連携

キャンバスアプリ内で Power Automate フローを作成し、呼び出すことができます。

キャンバスアプリでのフローの作成

  1. [Power Autoamte] - [フローの追加] - [フローを新規作成する] をクリック
    image.png
  2. フローの名称を変更し、Power Automate と同様にステップを追加し、保存します
    image.png
    image.png

キャンバスアプリからのフローの呼び出し

キャンバスアプリからフローを実行するには、OnSelect プロパティに以下を設定します。

【フローの名前】.Run()

例:
ConvasToAutomate.Run()

image.png

キャンバスアプリとの入出力

キャンバスアプリとフローの間でデータのやり取りは以下の方法で行えます。

  • キャンバスアプリからフローへの入力
  1. [入力の追加] をクリック
    image.png
  2. 入力された値はフローの中で動的コンテンツとして参照できます
    image.png
  3. キャンバスアプリからは以下のように入力する内容を設定します。
【フローの名前】.Run(【入力する値】)

image.png

  • フローからキャンバスアプリへの出力
  1. [PowerAps またはフローに応答する] アクションを追加します
    image.png
    image.png
  2. キャンバスアプリへ出力したい内容を設定します
    image.png
  3. キャンバスアプリからは、以下のようにフローからの出力を変数に設定できます
Set(【変数名】, 【フローの名前】.Run())

例:
Set(AutomateResult, ConvasToAutomate.Run())

image.png
4. 以下のようにフローから出力された値を参照することができます
image.png
image.png

ビジネスプロセスフロー

ビジネスプロセスフローを利用することで、モデル駆動型アプリでレコードをウィザード形式で登録することができます。

  1. [ソリューション] - [既定のソリューション] を選択し、[新規] - [自動化] - [プロセス] - [ビジネスプロセス フロー] をクリック
    image.png

  2. 名前やテーブルを選択し、[作成] をクリック
    image.png

  3. 作成したビジネスプロセスフローをクリック
    ※ 名前で検索すると見つけやすいです。
    image.png

  4. フローの編集画面が開きます
    image.png
    ビジネスプロセスフローでは ステージステップ を配置します。

  5. フローを[保存] し [アクティベート] すると、作成したフローがテーブルのレコード新規登録画面上部に表示されます
    image.png
    image.png

名前 説明
ステージ ウィザードにおける各画面に相当します、ステージの遷移を条件分岐で指定することもできます
ステップ データの入力などのステージにおける個々の操作です

進行中のビジネスプロセスフローの状態は専用のテーブルに保存されます。現在のステージは [アクティブ ステージ] 列から分かります。
image.png

Power Automate で作成できるフローのほかに、クラシックワークフローというものがあります。
現在は Power Automate フローの利用が推奨されていますが、非同期で実行される Power Automate フローとは異なり、クラシックワークフローは同期的(トリガーの後すぐに)実行することも可能です。

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