.DS_storeファイルとは
Mac特有で、GitHubにcommitした拍子なんかに自動で生成される嬉しくないファイル。
メタデータを記録する不可視ファイルなので、要は不要なファイルです。
削除方法をググると親の仇ばりに、蛇蝎の如く嫌われている印象を感じます。
前述の自動生成、一回消しても再度誕生するなど、嫌われる理由に枚挙に暇がありません。
.DS_storeファイルは複数生成される事もあり、まとめて削除する方法は結構見つかります。
存在している全ての.DS_storeファイルの確認と削除ならば下記コマンドで処理が行えます。
.DS_store確認コマンド
$ find . -name ".DS_Store" #確認コマンド
.DS_store一括削除コマンド
$ find . -name ".DS_Store" | xargs rm #まとめて削除コマンド
削除に関する参考記事
[[macOS][小ネタ] すべての.DS_Storeをコマンド一発で削除する]
(https://dev.classmethod.jp/articles/delete-all-ds-store/)
全部まとめてじゃなく個別に削除したい
自分の場合は、既にGitにcommitしており、作業ブランチで.DS_storeファイルまとめて削除してしまうと、自身のタスクと関係ない.DS_storeファイルまで削除される事がネックでした。必要のない変更点が出来る事が問題で、まとめて削除コマンドは使えませんでした。
自分にはappディレクトリ直下、及び隠しファイルの2箇所に.DS_storeファイルが生成されていました。その為、appディレクトリ直下の.DS_storeファイルの削除は容易でした。単純にターミナルでcdコマンドでappディレクトリへ移動し、前述の削除コマンドでappディレクトリ直下だけの.DS_storeファイルだけを狙い撃ちしました。
が、問題なのは隠しファイルの方。
普通にlsコマンドを叩いても出てこないので、何処に消すべきファイルが居るのか分かりませんでした。
そこで使用したのが、
$ sudo ls
でした。
このコマンドを使ってMacに設定しているパスワードを入力すれば、隠しファイルも表示されます。そうして通常のrmコマンドでファイル名を指定する事で個別の削除が出来ます。
削除に関する参考記事2
Macのターミナルコマンド一覧(基本編)
基本的には.DS_storeファイルは不要なので、まとめて削除してしまうのが一番早いです。
しかし、何らかの理由で全部消えては困る、部分的に削除したい場合に参考になれば幸いです。