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Macのターミナルコマンド一覧(基本編)

Last updated at Posted at 2015-09-19

株式会社TECH LUCKという会社で代表兼エンジニアをしている齊藤です。

DXプロジェクト、開発プロジェクト、Rails開発などでお困りごとがありましたら弊社HPからご相談をいただけますと幸いです。
以下のような問題に対応することが可能です。

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また、Railsエンジニアも募集しておりますので、興味がありましたら弊社HPからご連絡いただけますと幸いです。

前提

プログラミングは必ずと言っていいほどターミナルを使います。
この記事では、基本的かつ重要なコマンドをまとめています。
ターミナルを触るのが初めての人は、軽く読んでからターミナルを触ってみるといいでしょう。
こういったものは使っていかないと覚えないので、実際にコマンドを打って覚えていくとよいかと思います。
※この記事では実際にファイルを操作しますので、何もファイルがないディレクトリで行った方がよいかと思います。

コマンドを説明する前によく出てくる単語の説明をしましょう。

ディレクトリ・・・フォルダのこと。
カレントディレクトリ・・・現在いるディレクトリのこと。
ホームディレクトリ・・・ターミナルを起動したときのデフォルトのディレクトリのこと。

コマンド一覧

ls コマンド

カレントディレクトにあるファイルを表示する。(listの略)

ターミナル
ls  #カレントディレクトリにあるファイルやディレクトリを表示する
ls -l  #ファイルやディレクトリの詳細も同時に表示する
ls -a  #隠しファイルも含めファイルやディレクトリを全て表示する
ls −la  #隠しファイルを含む全てのファイルやディレクトリの詳細を表示する

隠しファイルとは通常では表示されないようになっているファイルやディレクトリのことです。
重要なファイルをユーザーが勝手にいじってしまわないように、通常では表示されないようになっています。
隠しファイルは名前の前に「.(ドット)」がついているファイルやディレクトリになります。
実際にホームディレクトリでやってみると、これまで見たことのない.がついたファイルが表示されると思います。

cd コマンド

カレントディレクトリにあるファイルに移動する。(change directoryの略)

ターミナル
cd test.html  # testテストというファイルに移動する
cd ~/  #ホームディレクトリに移動する
cd ..  #一つ上の階層のファイルに移動する

pwd コマンド

カレントディレクトリのパスを表示する。(print working directoryの略)

ターミナル
pwd  #カレントディレクトリのパスを表示する

touch コマンド

中身が空のファイルを作る。

ターミナル
touch test.html  #test.htmlという中身が空のファイルを作る

mkdir コマンド

新しい空のディレクトリを作る。(make directoryの略)

ターミナル
mkdir test #testというファイルを作る

mv コマンド

ファイルを移動したり、ファイル名を変更したりする。(moveの略)

ターミナル
mv test.html tmp/  #test.htmlというファイルを相対パスでtmp/に移動する
mv test.html test2.html  #test.htmlというファイルをtest2.htmlに名前変更する

cp コマンド

ファイルをコピーする。(copyの略)

ターミナル
cp test.html tmp/  #test.htmlを相対パスでtmp/というディレクトリの中にコピーする
cp test.html test2.html  #test.htmlをtest2.htmlという名前でコピーする
cp −r dir /tmp/  #dirというディレクトリとその中身を絶対パスで/tmp/にそっくりコピーする

rm コマンド

ファイルを削除する。(removeの略)

ターミナル
rm test.html  #test.htmlを削除する
rm -r test  #testというディレクトリとその中身を削除する
rm -f test  #testというファイルを警告なしで削除する
rm -rf test  #testというディレクトリとその中身を警告なしで削除する

rmコマンドは取り返しのつかないファイルの削除になります。
コマンドにあまり慣れていない人は、使わないでください。
このコマンドで色々な悲劇が起きてきました、、、。

rmコマンドの悲劇についてはこちらを参照ください。

openコマンド

ターミナルからFinderでファイルを開く。

ターミナル
open .  #現在のターミナルのディレクトリFinderで開く
open ~/  #ホームディレトリをFinderで開く

source コマンド

ファイルの設定を読み込み有効にする。

ターミナル
source ~/.bash_profile  #ホームディレクトリにある.bash_profileに書き込んだ設定を読み込み有効にする
source .bash_profile  #カレントディレクトリにある.bash_profile設定を読み込み有効にする

history コマンド

これまでのコマンド履歴を表示する。

ターミナル
history  #これまで実行してきたコマンドの履歴を表示する
history -c  #これまで実行してきたコマンドの履歴を消去する

まとめ

以上が基本編になります。
ではでは、よいターミナル生活を!
中級編はこちらになります。

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