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Alpine Linux をisoからインストールする

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環境

・VMware ESXi 6.5 / メモリ384MB、HDD8GB
#仮想環境である必要は全くありません。手元に空きパソコンがなかっただけです
#推奨環境は、メモリ100MB(!)、HDD700MBです。
・Alpine Linux 3.13.5 x86

#原典
https://wiki.alpinelinux.org/wiki/Installation

#操作
CDを入れて起動するとログインを求められますので root で入ります(パスワードは空です)。

alpine-standard-3.13.5-x86_64.iso
boot:
...
Welcome to Apline Linux 3.13
Kernel 5.10.29-0-lts on an x86_64 (/dev/tty1)

locahost login: root
Welcome to Alpine!
...
locahost:~#

セットアップコマンドを実行します。

# setup-alpine

最初はキーマップを設定します。

...
Select keyboard layout: [none] jp   <=== 日本語キーボードの場合
...
Select variant (or 'abort'): jp-kana  <=== 適当にそれっぽいのを入力

次はホスト名を設定します。

...
Enter system hostname (short form, e.g. 'foo') [locahost] myhost

FQDNではなく単語を入力します。"myhost"は適当に変えてください。
次はインターネットに繋がっているネットワークインターフェースを尋ねられます。たいていはそのままでいいです。

...
Which one do you want to initialize? (or '?' or 'done') [eth0]

次はIPアドレスを設定します。今回はDHCPに頼ることにします。

..
Ip address for eth0? (or 'dhcp', 'none', '?') [dhcp]

ここでIPアドレスを入力すると、続いてネットマスクとデフォルトゲートウェイを尋ねられます。
で、次にもっと細かい設定を手動設定するか尋ねられます。

...
Do you want to do any manual netowrk configuration? (y/n) [n] 

"y" で答えるとエディタが起動して /etc/networks/interfaces の設定ができるようになります。
次は root のパスワードを設定します。

Changing password for root
New password:
Retype password:

次はタイムゾーンを設定します。

...
Which timezone are you in? ('?' for list) [UTC] Japan    <=== JSTにしたいので"Japan"を指定します

次はプロキシサーバを設定します。

...
HTTP/FTP proxy URL? (...) [none]

手元の環境にプロキシはないのでそのまま進みます。
次はntpサービスをどこのを使うか指定します。特にこだわりがなければ busybox 内のものでいいと思います。

...
Which NTP client to run? (...) [vhrony] busybod

次はどのサイトからパッケージをもらうか指定します。

...
Enter mirror number (1-60) or URL to add (or r/f/e/done) [1] 

"f"とするとリストにある全サイトの到達時間を測り始めます。これまたこだわりがなければ1番目でいいと思います。


次はsshサービスをしています。これも特にこだわりがなければ openssh でいいと思います。

...
Which SSH server? (...) [openssh]


次にインストール先のディスクを指定します。

...
sda (8.6GB ...)
Which disk(s) would you like to use? (...) [none] sda <=== 上段で自動発見されたディスクを指定します


次にそれをどのように使うか指定します。今回は一台しかないので"sys"を指定します。

...
How would you like to use it" (...) [?] sys


ディスクを初期化していいかの確認です。

...
WARNING:Erase the above disks(s) and continue" (y/n) [n] y


バーグラフが延びて、プロンプトが戻ってきて作業終了です。
再起動して動作を確認してください。

reboot

...
#myhost login:


お疲れさまでした。
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