お疲れ様です。
エンジニア歴があと半月で丸一年になります門脇と申します。
今回は28歳未経験&勉強嫌いの私が、ここまでどうやってしがみ付いて来られたのか
その航跡について書いていきたいと思います。
はじめに
この記事はうるる Advent Calendar 2019 12日目の記事です。
夜明け前
私は小さい頃から物を作るのが好きでした。
小学生の時の通信簿はいつも図工と道徳だけ４でした。
０から何かを作り、それが段々と形になっていくことに面白味を感じていました。
前職もものつくりに携わる仕事をしていたのですが、
友人からの誘いで今のエンジニアという職に就く事になりました。
勉強の苦手な私がエンジニアとしてやっていけるのかどうか最初は非常に不安でしたが、
手に職を付けたいという思いと何かを作る仕事がしたいという気持ちから挑戦してみることにしました。
書籍について
今の会社には入社時に3ヶ月間の研修があり、
そこでは主に
・Javaを使用したプログラミングの基礎
・DBの操作
・WEBアプリケーション作成
などを学びました。
会社側で研修用のテキストは用意されていたのですが、
それとは別に入社する前に読んでおくようにと勧められた
「スッキリわかるJava入門」
という書籍。
Javaの基礎をRPGのキャラクターやアイテムに絡めて説明してあるのですが、
この本が非常にとっつきやすく、苦手意識を克服してくれました。
特にオブジェクト指向（カプセル化、継承、多態性の理解）については、
RPGというゲームの特性がうまく利用されており、難なく理解することができました。
未経験の人にとっては非常に有用な書籍だと感じます。
同期との出会い
私が入社した今年1月、他にも10名ほど同期がいました。
募集対象が２８歳までということもあり、ほとんどが私より年下でした。
3ヶ月間はこの同期と一緒に研修を受け、現場に出ていくという流れなのですが、
私を除いて全員大変優秀で勉強熱心で、そんな状況に最初はかなり焦っていた記憶があります。
一応大卒ですが、この3ヶ月間は人生で一番勉強した期間となりました。
勉強する上で環境というものは本当に大事であるとその時痛感しました。
デビュー作
兼ねてからプログラミングには興味はあったものの、
何かを開発した経験は皆無でした。
学生時代にコンソールに『Hello,World』と出力させて浮かれていたのが最後です。
ある程度プログラミングも理解し始めた頃、
今学んでいる知識だけで作れるものを作ってみようと考えました。
内容としては簡単な投票システムです。
当時はサーブレットやjspについて学習していたこともあり、
これらを利用して開発を行いました。
こんな感じ
ソートができる
追加もできる
大体の処理の流れとしては、
サーブレット側で初期値の曲名リストとそれぞれの得票数（最初は０）を定義しておく
↓
セッションスコープに格納しjspへ送る
投票、ソート、曲追加のそれぞれの操作が行われたら専用のサーブレットで処理を行う
↓
再びセッションスコープに格納しjspへ送る
↓
繰り返し
投票した時に伸びるグラフはhrタグを利用してました。
起動のさせ方を完全に忘れており、動くまでに半日かかりました。
そして現在
3ヶ月の研修が終わった後、最初にアサインされた現場は広告系の会社で、
広告配信レポートをスクレイピングで収集し、メール送信するといったサービスを行っていました。
大方のシステムは完成されており、私は主にバグの改修や保守運用を担当していました。
環境構築からわからないことだらけで、
まともに手を動かせるようになったのはジョインしてから一ヶ月以上経った後でした。
アサインされた期間も短かったこともあり、
その現場では実際に大きなシステムを開発したり、
リリースに携わったりといったことはありませんでしたが、
使用言語やフレームワークも研修で扱っていたJavaやSpringだったこともあり、
研修で学んだことをうまくシフトしながら取り組むことができていました。
そして現在アサインされているうるるでも、同じくスクレイピングの開発を行っています。
前の現場とは違い、１からコードを書くことに面白味を感じながら開発しています。
ものつくりが好きだった自分を呼び覚ましてくれているようです。
新しく触れる言語や技術がほとんどであったり、
チームでの開発も初めてということもあり、非常に刺激になり勉強させてもらっています。
まだアサインされて日は浅いですが、1年前の自分からは想像ができないほど成長していると感じています。
2019年も間もなく終わりますが、来年も引き続き成長を感じれるよう頑張りたいと思います。