micro:bitを教える際の環境選択に関する考察

きっかけ

子供達に教える場合の環境について聞かれたので相性診断風(?)にまとめてみました。

Javascript Block Editor で子供達に教える場合の環境選択(案)

micro:bitは、他のデバイスに比べて教える側の事を考え抜かれており、教える際の負担が非常に低いデバイスの一つだと言えます。とは言え、決められた時間内で多くの子供達に教えなければならない場合は出来る限り、トラブルのリスクが少ない方法を選択する必要があります。
以下の図はあくまでも私案です。教える側の思想・スキル・現場の環境・与えられ時間で大きく異なると思います。

micobit環境選択案.png

※1 Wi-Fi接続の場合、端末の台数分の同時接続実績が無い場合は事前調査が必要です。また、見学者が多数訪れたり、イベント会場で行う場合は、事前調査で大丈夫でも、本番ではチャンネルが輻輳して使えない場合があります。また、子供達がノートPCを持ってくるような場合、古いノートPCだと2.4G帯しか対応しておらず、つながりにくい状況になる可能性があります。このような場合は、有線LANを保険で用意するか、インターネットが確保できないのを前提で準備をする必要があります。

※2子供達がソフトのインストール出来るスキル及び時間的にゆとりがある。もしくは教える側で全端末に事前準備ができる余裕がある場合は、インストールしてしまった方が無用なトラブルで時間を食われずに済む可能性があります。ただ、子供達が自宅に帰ってどんな環境でも続きが出来るようにしたい場合は、ソフトは入れずにブラウザのみで教えた方が良いと思います。

※3 対応ブラウザについては https://makecode.microbit.org/browsers 参照。

※4 dockerを使う方法については https://qiita.com/asondemita/items/76c927a8824a0b6e3af7 参照

※5 Microbit.Uploaderを入れるとダウンロードと同時にインストールしてくれるので便利です。ただ、常駐するタイプなので、PCを再起動しても常に常駐させるようにするには、OS側の設定のひと手間が発生します。https://qiita.com/asondemita/items/a425f1ebd6e117c1e6f2 参照

※6 https://www.microsoft.com/ja-jp/store/p/makecode-for-micro-bit/9pjc7sv48lcx 参照

※7 http://microbit.org/ja/guide/mobile/ 参照。始めのころはBluetoothのペアリングがうまくできない現象が多く発生していましたが、2017年末のリリースあたりからは比較的できるようになってきたようです。ただ、Bluetoothといえどもチャンネル数に限界があります。40人ぐらいで1つの教室で一斉にペアリングを行う実験はした事がありません。電波強度・部屋の大きさ・同じ2.4GHzを使うWi-Fiの状況次第で答えは異なると思いますが、このあたり実際に行われた方がいらっしゃいましたら結果を教えていただけると助かります。

※8※9 ブラウザだけで教える場合の罠としては、ブラウザ種別IE,Edge,Firefox,Chrome,etc 及びOS環境によって、ダウンロードからインストールまでの手順が異なる事です。先日、ある小学校であったのが、Windowsのタブレットモードのブラウザで「ダウンロード」を押した後「保存フォルダを開く」ボタンが表示されないケースがありました。小学校への配備が急速に進んでいるWindowsタブレットの設定によってはこのトラブルで時間を食われる可能性があります。事前調査をし手順を確認しておいた方が良いと思います。

注意

2018.3.17現在の状況での案です。micro:bitを取り巻く環境は常に変化していますので最新の情報を参照してください。

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