WSL環境構築個人的メモ
この記事は
「N予備校Webプログラミングコース」
2章ができる最低限の環境を構築を目標にした個人的メモです。
WSLは、バーチャルボックスで仮想環境を構築して~の手順を省いて
WinOS上でLinuxを扱えるスーパーな機能なのです。
必須環境
OS: Win10 バージョン1709(ビルド16299)以降
OSの更新
スタートボタン (画面左下の四角)
→ 設定⚙️
→ 更新とセキュリティ
WSLインストール編
参考ページ (というか、こっちを見てください)
@IT
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1608/08/news039.html
WSL機能を有効にする
スタートボタンを右クリック
→ 「アプリと機能」 (リスト一番上)
→ 関連設定「プログラムと機能」 (右側にあるリスト)
ウィンドウサイズが小さいと隠れます。見えない時は横にウィンドウを広げる or 一番下までスクロール
左リストのwindowsの機能の有効化または無効化をクリックして画面が開かれたら
「Windows Subsystem for Linux」のチェックボックスをオンにしてインストール
インストールが終わったら再起動。
Ubuntuパッケージをストアから導入
スタートボタンから、Microsoft Store(買い物袋マーク)をクリック。
スタートにピン止めしていない場合は、左端のリスト欄上から三番目の「すべてのアプリ」を
選択して「M」の項「Microsoft Store」を選択してください。
Microsoft Store 右上の検索マークをクリックし「Ubuntu」で検索。
表示されるリストの「Ubuntu 18.04 LTS」を選択。
(N予備校がUbuntuを使用しているので)。
選択したら
→ 入手
→ インストール
インストールを終わったら「起動」
ubuntu上で初期設定が始まるので、数分ほど待機。
設定が終わるとログイン名、パスワードを求められます。
ログイン名を入れ、そしてパスワードを記入。
パスワードはsudoという管理者コマンド使用時に聞かれます。空欄はダメらしい。
そしたら、ななななんと、Linuxが使えるように
WSLのUbuntu環境を日本語化編
はいここを参照してください
@IT
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1806/28/news043.html
1.パッケージ情報の更新
sudo apt update
sudo apt upgrade
2.日本語言語パックのインストール
sudo apt -y install language-pack-ja
3.ロケールを日本語に設定
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
4.ここでいったん終了してから、Ubuntuを再起動
5.タイムゾーンをJSTに設定
sudo dpkg-reconfigure tzdata
6.日本語マニュアルのインストール
sudo apt -y install manpages-ja manpages-ja-dev
GitのインストールとGitHubでの設定
既に自分のGitHubのページを持ってる状態で行ってください。
1.Gitのインストール
sudo apt install git
2.GitHubとの連携に必要なSSHキーの作成
ssh-keygen
-秘密鍵のパーミッションを確認
ls -la ~/.ssh
id_rsaのパーミッションが、
-rw-------
となっていないとGitHubと通信するときに
「セキュリティー甘いよ何やってんの!」と怒られます。
なっていなければ、以下を実行。
chmod 600 ~/.ssh/id_rsa
3.問題がなさそうなら、クリップボードにキーをコピー。
cat ~/.ssh/id_rsa.pub | clip.exe
参考にしたページ
https://qiita.com/forest1/items/234026f7a305bf45f01a
GitHub側の設定
(N予備生なら2章13章をみたほうがわかりやすいです)
GitHubサイトの右上、アカウントのSettingsから "SSH and GPG keys" を選択。
※前の設定は消さないでください。あっても問題ないですので。
右上の"New SSH key"を押し
- Titleには、何のSSHKeyなのか自分でわかるような名前
- keyにクリップボードから公開鍵をペースト
- "Add SSH key"を押す
で完了。
接続確認
ssh -T git@github.com
何か聞かれたらyes。
Hi [github登録ID] ! You've successfully
と出たら成功です。
ホームディレクトリをエクスプローラで開く。
WSLはlinuxのコンソールからエクスプローラー(win)が開けます。
エクスプローラを開くコマンド
explorer.exe .
*N予備校のテキストに合わせる場合*
上のコマンドでエクスプローラを開いたら、開いたところに
workspace
フォルダを作成します。(フォルダは右クリックから作れます)
作ったら、そのフォルダをVScodeの左側の空白(エクスプローラ)にドロップ
これで、WSL上でもN予備校と同じ環境にできた・・はず?
PostgreSQL をインストール
まず、PostgreSQL のインストールから。
sudo apt update
sudo apt install -y postgresql-10
そしてLinux ユーザーでログインするまではN予備校のテキスト通りですが、
環境によっては、再起動しないと動きません。ので、このコマンド。
sudo /etc/init.d/postgresql restart
これで3章22項もOK!
(wslのUbuntuは再開毎にリスタートコマンドを打たないとDBが起きない模様)
追記:データベース作成時に
WARNING: could not flush dirty data: 関数は実装されていません
とでますが、これはWSLの問題らしくデータベース自体は問題なく作成
されているので無視していいようです。
herokuのインストール
N予備校のテキストではSnappyを使った
sudo snap install --classic heroku
コマンドでHeroku CLIをインストールとありますが、
WSLではサポートされていないので、こちらのcurlコマンドでインストールしてください。
sudo curl https://cli-assets.heroku.com/install.sh | sh
※yarn.lock と package-lock.json ファイルが、デプロイ中のエラー原因になるときが
ありますが、デプロイ中のログで rmコマンドでlockファイルを消せと丁寧に指示されるので、
言われたら消せばデプロイできます。
N予備校のLinux環境構築がどうにもうまくいかない時、
Win10の方はお試しください。
追記:2章7項「通信とネットワーク」
WSLは tcpdump
コマンドが使えないそうなので、この部分は読むだけになります。
追記:3章12項「ログ」
あえて同じポート番号を使って二つのサーバーを立ち上げてエラーを起こすくだり、
後からたてたサーバをWSLが無視するのでエラーがでません。