はじめに
~2023/9/30までグローバルで実施されていた、OCI Race to Certificationのプログラムが日本ローカルで 2023/11/1に開始されました。グローバルで実施されていた内容はすでに終了していますが、 こちら に記載してます。
日本ローカルのRace to Certificationも基本的にはグローバルと同じ内容で、以下二つで構成されています。
- 2回の受験チケットの付与
- 合格者向けのアワード
では、それぞれのプログラムの内容を確認しましょう。
プログラムの内容
1. 2回の受験チケットの付与
プログラムの参加者には~2024/1/31まで試験が受験可能となる無料のチケットが二枚配布されます。配布されたチケットは My Oracle Learn で確認できます。
このチケットで受験できる試験もルールに記載があり、以下の試験のみとなります。グローバルでは対象外だった日本語の試験のみが今回は対象となります。具体的な対象試験は ルール に記載がある以下の試験になります。
なお、以下の試験はそれぞれ元々無料となるため、今回付与されるチケットを利用する必要はありません。
- 1Z0-1085-23-JPN Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate
- 1Z0-1105-23-JPN Oracle Cloud Data Management 2023 Foundations Associate
- 1Z0-1122-23-JPN Oracle Cloud Infrastructure 2023 AI Foundations Associate
2. 合格者向けのアワード
合格者向けのアワードは3段階あり、各段階をクリアするとそれぞれアワードが付与されます。(デジタルバッヂ以外のアワードの付与はRace終了時)
- Sector1: Oracle デジタルバッヂ、1年間有効な試験チケット1枚
- Sector2: Oracle デジタルバッヂ、追加の1年間有効な試験チケット1枚、Oracle キャップ
- Sector3: Oracle デジタルバッヂ、追加の1年間有効な試験チケット1枚、Oracle ジャケット、OCI Labへの3か月間のアクセス
アワードを獲得するには、それぞれのSectorの条件がありますので、その条件を確認しましょう。
Sector1
Sector1の条件とアワードは以下になります。
Sector1の条件
条件は以下の3つになります。
- 1コースを完了
- 1ライブセッションを受講
- 1認定試験に合格
デジタルコースは Oracle Mylearn で登録できる 2023 のコースになります。基本的には Mylearnの Progress&Historyで履歴が確認でき、その中の Type が Learning Path となっているものが 100% になっていれば良いと思われます。
また、ライブセッションは こちらのOCI のセッションになります。
Sector1のアワード
アワードは以下の2つになります。
- Oracle デジタルバッヂ(Sector1)
- 1年間有効な試験チケット1枚
デジタルバッヂは自身の Oracle University Communityのプロファイル にデジタルバッヂが付きます、微妙ですね。。
チケットはこのレースの完了タイミング(2024/1/31)にOracle Mylearnに付与されるようです。
Sector2の条件とアワード
Sector2の条件とアワードは以下になります。
Sector2の条件
条件は以下の3つになります。
- 2コースを完了
- 1ライブセッションを受講
- 2認定試験に合格
Sector1から追加になっているものは、1つのデジタルコースと1つの試験になります。
Sector2のアワード
アワードは以下の3つになります。
- Oracle デジタルバッヂ(Sector2)
- 追加の1年間有効な試験チケット1枚(合計2枚)
- Oracle キャップ
- キャップは抽選で30名
Sector3の条件とアワード
Sector3の条件とアワードは以下になります。
Sector3の条件
条件は以下の3つになります。
- 3コースを完了
- 1ライブセッションを受講
- 4認定試験に合格 (2つの Professional 認定試験に合格していること)
Sector2から追加になっているものは、1つのデジタルコースと2つの試験(プロフェッショナルレベルの条件付き)になります。
Sector3のアワード
アワードは以下の4つになります、結構豪華ですね。
- Oracle デジタルバッヂ(Sector3)
- 追加の1年間有効な試験チケット1枚(合計3枚)
- OCI Labsへの3か月間のアクセス権
- Oracle ジャケット
- ジャケットは抽選で30名
まとめ
アワードを横に置いておくとしても、何もしなくても無料の試験チケットが二枚利用できるため、大変お得なプログラムになります。もともと無料で落ちても複数回受験が可能となる、Foundationsから始めると良いかと思います。
アワード狙いの場合には、Foudationsの2つを最初に受けて、その後Professional試験の中で得意な分野で受験すると良いでしょう。デジタルコースとライブセッションは何度も受講はできるので、いったん都合付くものを受講し完了しておくと良いでしょう。
それでは、2024/1月末まで頑張りましょう!
(その後もアワードのチケット貰える方は引き続き頑張りましょう!)
注意
グローバルでアワードを受け取っていた場合、参加はできますがアワードは貰えないので、ご注意下さい。