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(~2023/9/30)Oracle Free Certification for OCI/Race to Certification Challenge のススメ

Last updated at Posted at 2023-06-10

はじめに

~2023/9/30に延長されました

2023/6/1 にOracle University Blogで Get certified for free on OCI and Oracle Cloud Applications Business Process というプログラムが発表されました。

image.png
https://education.oracle.com/oracle-oci-certification より)

色々と書かれていてかつ英語なのでわかり辛いですが、本プログラムは簡単にまとめると以下二つで構成されています。

  1. 2回の受験チケットの付与
  2. 合格者向けのアワード

それぞれのプログラムの内容を確認しましょう。

プログラムの内容

1. 2回の受験チケットの付与

プログラムの参加者には~2023/8/31まで試験が受験可能となる無料のチケットが二枚配布されます。配布されたチケットは My Oracle Learn で確認できます。

image.png

このチケットで受験できる試験もルールに記載があり、以下の三つの区分の最新(2023年度版)の試験のみとなります。残念ながら現時点(2023/6/10)では日本語の試験は対象となっていません。具体的な対象試験は ルール に記載がありますので、受験計画時に確認しておきましょう。

  • Oracle Cloud Infrastructure
  • Oracle Database Management
  • Oracle Cloud Applications

なお、Oracle Cloud Infrastructure、Oracle Database ManagementのそれぞれのFoundations Associateの試験はそれぞれ元々無料となるため、今回付与されるチケットを利用する必要はありません。

  • Oracle Cloud Infrastructure
    • 1Z0-1085-23: Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate (English, Brazilian Portuguese, Spanish)
  • Oracle Database Management
    • 1Z0-1105-23: Oracle Cloud Data Management 2023 Foundations Associate (English, Brazilian Portuguese, Spanish)

2. 合格者向けのアワード

合格者向けのアワードは3段階あり、各段階をクリアするとそれぞれアワードが付与されます。(デジタルバッヂ以外のアワードの付与はRace終了時)

  • Sector1: Oracle デジタルバッヂ、1年間有効な試験チケット1枚
  • Sector2: Oracle デジタルバッヂ、追加の1年間有効な試験チケット1枚、Oracle キャップ
  • Sector3: Oracle デジタルバッヂ、追加の1年間有効な試験チケット1枚、Oracle ジャケット、OCI Labへの3か月間のアクセス、コミュニティスポットライト

アワードを獲得するには、それぞれのSectorの条件がありますので、その条件を確認しましょう。

Sector1

Sector1の条件とアワードは以下になります。
image.png
https://education.oracle.com/oracle-oci-certification より)

Sector1の条件

条件は以下の3つになります。

  • Complete 1 Digital Course(1つのデジタルコースの完了)
  • Addend 1 Live Session(1つのライブセッションへの出席)
  • Pass 1 Certification Exam(1つの試験の合格)

デジタルコースは Oracle Mylearn で登録できる 2023 のコースになります。基本的には Mylearnの Progress&Historyで履歴が確認でき、その中の Type が Learning Path となっているものが 100% になっていれば良いと思われます。

image.png

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また、ライブセッションは OCIもしくはCloud Applications のセッションになります。USかインドのセッションがあるのですが、USのセッションは大体日本時間の深夜帯

Sector1のアワード

アワードは以下の2つになります。

  • Oracle デジタルバッヂ(Sector1)
  • 1年間有効な試験チケット1枚

デジタルバッヂは自身の Oracle University Communityのプロファイル にデジタルバッヂが付きます、微妙ですね。。
チケットはこのレースの完了タイミング(2023/8/31)にOracle Mylearnに付与されるようです。

Sector2の条件とアワード

Sector2の条件とアワードは以下になります。
image.png
https://education.oracle.com/oracle-oci-certification より)

Sector2の条件

条件は以下の3つになります。

  • Complete 2 Digital Course(累積で2つのデジタルコースの完了)
  • Addend 1 Live Session(累積で1つのライブセッションへの出席)
  • Pass 2 Certification Exam(累積で2つの試験の合格)

Sector1から追加になっているものは、1つのデジタルコースと1つの試験になります。

Sector2のアワード

アワードは以下の3つになります。

  • Oracle デジタルバッヂ(Sector2)
  • 追加の1年間有効な試験チケット1枚(合計2枚)
  • Oracle キャップ
    • キャップは以下の条件を満たす300名が対象(2つの試験の合計得点の高い順に、得点が同一の場合には速い順、という理解)
      1. The top two highest scores of all qualifying exams completed during the promotion
      2. The completion dates of the 2nd Digital Course, the 2nd Exam, the earliest Live session date (if you attended more than one)

Sector3の条件とアワード

Sector3の条件とアワードは以下になります。
image.png
https://education.oracle.com/oracle-oci-certification より)

Sector3の条件

条件は以下の3つになります。

  • Complete 3 Digital Course(累積で3つのデジタルコースの完了)
  • Addend 1 Live Session(累積で1つのライブセッションへの出席)
  • Pass 4 Certification Exam、2 exams must be professional credential exams(累積で4つの試験の合格、うち2つはプロフェッショナルレベルである必要あり)

Sector2から追加になっているものは、1つのデジタルコースと2つの試験(プロフェッショナルレベルの条件付き)になります。

Sector3のアワード

アワードは以下の5つになります、結構豪華ですね。

  • Oracle デジタルバッヂ(Sector3)
  • 追加の1年間有効な試験チケット1枚(合計3枚)
  • OCI Labsへの3か月間のアクセス権
  • Community での Spotlight(殿堂入りとして暫く名前が載る)
  • Oracle ジャケット
    • ジャケットは以下の条件を満たす300名が対象(4つの試験の合計得点の高い順に、得点が同一の場合には速い順、という理解)
      1. The top four highest scores of all qualifying exams completed during the promotion (2 must be professional exams)
      2. The completion dates of the 3rd Digital Course, the 4th Exam (2 exams must be Professional Exams, see list of qualifying professional exams), and the earliest Live session date (if you attended more than one).

まとめ

アワードを横に置いておくとしても、何もしなくても無料の試験チケットが二枚利用できるため、大変お得なプログラムになります。日本語の試験は対象外ですが、試験の英語は比較的分かり易いと思いますので、もともと無料で落ちても複数回受験が可能となるFoundationsにチャレンジしてみてコツをつかんでみると良いかと思います。

アワード狙いの場合には、Foudationsの2つを最初に受けて、その後Professional試験の中で得意な分野で受験すると良いでしょう。デジタルコースとライブセッションは何度も受講はできるので、いったん都合付くものを受講し完了しておくと良いでしょう。

それでは、月末まで頑張りましょう!
(その後もアワードのチケット貰える方は引き続き頑張りましょう!)

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