はじめに
Listから要素を検索しインデックスを取得します。
Kotlinでは、上記の処理をする関数がいくつかあるため紹介します。
紹介する関数は公式を参照しています。
バージョンは、Kotlin1.5です。
indexOf,lastIndexOf
一致する一番最初の要素のインデックスを取得します。
該当するものがない場合は -1 を返します。
lastIndexOfは最後の方から探索します。
val list = mutableListOf('a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'd')
println(list.indexOf('d')) // 3
println(list.lastIndexOf('d')) // ５
list.remove('d')
println(list.indexOf('d')) // -1
println(list.lastIndexOf('d')) // -1
binarySearch,binarySearchBy
バイナリサーチで指定した要素のインデックスを取得します。
指定した要素が存在しない場合は 負の値 を返します。
ソートがされている前提なので、ソートがされていないと正しく動作しません。
引数でオプション（始点・終点・比較方法など）を設定できます。
binarySearchByは要素を変換したうえで探索することができます。
val list = mutableListOf('a', 'b', 'c', 'd', 'e')
println(list.binarySearch('d')) // 3
println(numberList.binarySearch(element = 2, fromIndex = 0, toIndex = 3))
println(numberList.binarySearch(element = 2, comparator = Comparator { a, b -> a - b }))
println(numberList.binarySearchBy(2, selector = { it }))