AWS CLIのセットアップ手順
まだAWS CLIのセットアップがされていない方とすでにセットアップを済まされている方とでは少しだけ作業手順が違いますが、それについても解説しているのでどちらの状況でも読み進められます。
適当なシェルを開いてファイルシステムのルートへ移動しましょう。
cd ~
すでに何かしらのアカウントへログインできる状況の人は、以下のことだけチェックしてOKであればこの作業はスキップしてください。
AWS CLIのセットアップ
AWS CLIのセットアップは非常に単純で以下の2つのファイルを作成するだけです。
- ~/.aws/credentials
- ~/.aws/config
一つずつ設定していきましょう。
なおAWS CLIの設定は多くの記事で
aws configure
コマンドを使って設定を進めるものが多いのですが、もっと最小限の設定で済みますのでここではvimで編集することをおすすめします。
以下のコマンドを叩き、必要となるファイルを作成します。
mkdir ~/.aws
cd ~/.aws
# 必要なファイル作成
touch config credentials
作成したファイルに記述していく
configファイルに以下のように書いてください。
config
# qiita-handsonの部分は各々使いたいプロフィール名としてOKです
[profile qiita-handson]
region = ap-northeast-1
output = json
続いてcredentialsファイルに以下のように記述してください。
credentials
[qiita-handson] # ここは設定したプロフィール名を入れるようにしましょう
aws_access_key_id = {アクセスキーID}
aws_secret_access_key = {シークレットアクセスキー}
アクセスキーとシークレットアクセスキーの取得の仕方はこちらを参考にしてください。
これで以下のように環境変数設定と、ログインコマンドを叩いてみましょう。
※ AWS CLIの仕様で、AWS_PROFILEという環境変数に設定したプロフィールを読み込んでくれます。
export AWS_PROFILE=qiita-handson
aws sso login --profile qiita-handson
これでシェル上にAWSのURLが表示されますのでそれを開きログインします。
正常にログインできたら完了です。
他のアカウントへログインしたい場合
- configにprofile追加
- credentialsにアクセスキー周りの追加
を同じようにして環境変数設定したのちにaws sso loginコマンドを叩けばOKです。