はじめに
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)の試験に合格しましたので、受験までの準備と当日の様子を振り返りたいと思います。
試験の概要
まずAWS Certified Cloud Practitioner の公式サイトにアクセスして、試験の概要を確認しました。
- 試験時間: 90 分
- 出題形式: 択一選択問題または複数選択問題
- 問題数: 65 問
試験は日本語でも英語でも受験できます。最初は日本語で受験しようと考えていましたが、Udemy で学習教材を探したところ、英語のコースの方が評価が高く内容も充実していたため、英語での受験を決めました。
公式練習問題集
概要を理解した後、AWS 公式の練習問題集を解いてみました。答えが分からない問題もありましたが、実際に回答することで試験の雰囲気や出題傾向を掴むことができました。
公式練習問題集(20 問):
試験勉強
Udemy コース
主に Udemy の[NEW] Ultimate AWS Certified Cloud Practitioner CLF-C02 2025で学習しました。このコースはハンズオン演習が充実しており、実際に AWS コンソールを操作しながら理解を深められる点がとても役立ちました。
AI の活用
学習中に疑問が生じた際や、混乱しやすいサービスの違いを理解する際には、ChatGPT に質問してすぐに回答を得られました。AI はなんでも知る素敵な先生で、学習の効率化に大いに役立ちました。
模擬試験
コースを一通り終えた後、6 Practice Exams | AWS Certified Cloud Practitioner CLF-C02で 4 つの問題集に取り組みました。結果は約 80% の正答率でした。
会社のサポート
幸運なことに、試験勉強用の教材費用は会社が全額補助してくれました。さらに、試験に合格すると報奨金も支給されるため、モチベーション高く学習に取り組めました。
受験の申し込み
受験場所の選択
AWS の試験は、オンラインとテストセンターの 2 つの方法で受験できます。
オンラインとテストセンターでの受験の比較:
| 項目 | オンライン受験 | テストセンター受験 |
|---|---|---|
| 受験場所 | 自宅など任意の場所 | 指定のテストセンター |
| 環境設定 | 受験環境の要件を満たす必要がある(カメラ、マイク、静かな部屋など) | テストセンター側で用意済み |
| 本人確認 | オンラインで試験監督官による確認 | 現地スタッフによる対面確認 |
| メリット | 移動時間が不要、自宅で受験できる | 環境設定が不要、安定したネットワーク環境 |
| デメリット | 環境要件の確認が面倒、ネットワークトラブルのリスク | テストセンターまでの移動が必要 |
会社の近くにテストセンターがあったため、環境設定の手間を考慮してテストセンターでの受験を選択しました。
英語受験の時間延長
英語で受験する場合、英語が母国語ではない受験者は受験時間を 30 分延長できます。該当する方は、「ESL +30」を申請してから試験を予約してください。
私の場合、模擬試験で通常の時間内に十分解答できることを確認していたため、時間延長の申請はしませんでした。
登録名と本人確認
受験者の名前は英語(ローマ字)でのみ登録可能です。ただし、本人確認書類が日本語のみの記載でも受験に問題ありません。
登録氏名がローマ字で確認書類が日本語、または逆の場合は、読み合わせで一致を確認します。
詳細は本人確認書類についてを参照してください。
受験当日
テストセンターへの道に迷ってしまい、予約時間ギリギリに到着しました。
もっと余裕を持って出発すべきだったと反省しています。
試験自体は、制限時間の半分程度で全問解答できました。
残りの時間で、マークを付けた問題をレビューしました。
レビューが終わって、終了時間を待たずに解答を提出したところ、すぐに合格の表示が出ました。
詳細なスコアレポートはその場では確認できませんでしたが、翌日に試験予約サイトから確認することができました。
おわりに
AWS Certified Cloud Practitioner の受験を通じて、クラウドコンピューティングと AWS の各種サービスの基礎を学ぶことができました。
業務でも AWS を使用しているため、学んだ知識がすぐに役立ちました。例としては、 Security Group の概念を理解したことで、他社が提供するサービスとの PrivateLink 接続に関する問題を解決することができました。
この資格取得は AWS 学習の第一歩です。今後は、より専門的な AWS 認定資格の取得に挑戦していきたいと思います。