#はじめに
マイコンであるESP32ファミリ(M5Stackなど)を使っていて、WIFIのSSIDやアプリの固定値をプログラム内に記述するのではなく、外出ししたい場合があると思います。この時、SPIFFS(SPIで接続されたメモリ上のファイルシステム)を使うのがお手軽です。
Arduino IDEでは、SPIFFSにファイルをアップロードする機能がメニューから選べますが、PlatformIOでどのように行うか調べたので説明します。
#PlatformIOでSPIFFSにファイルをアップロードする方法
以下の手順に沿って任意のファイルをSPIFFS上にアップロードします。
- PlatformIO上でプロジェクトを開く
- プロジェクト直下に data という名前で新しいフォルダーを作成する
- dataフォルダ配下にアップロードしたいファイルを作成する
- ESP32をUSBに接続する
- ターミナルを開き、以下のコマンドを実行する
pio run --target uploadfs
※ダウンロード状態を示す表示が100%になり、数秒してコマンドが終了すれば転送が終わっています。
#おわりに
ターミナルを起動した際、操作したいプロジェクトのホームフォルダになっているか、プロンプトメッセージを確認しましょう。
Happy Making!