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(画像付)グラフAPIの無期限アクセストークン取得

Last updated at Posted at 2019-12-05

(追記 編集:2021.07.19 最新版リンク追加)
2021.07/19時点v.11.0の取得方法はこちら。

(追記 編集:2020.07.15 ハッシュタグの取得を記載)
執筆時点のグラフAPIのバージョンはv.10.0です。

グラフ APIの無期限アクセストークン取得
Instagram表示に必要なパラメータの取得
該当するハッシュタグを持つ投稿を取得

の解説をします。

準備

  • Facebookビジネスアカウント(facebookページ)を作成
  • Instagramアカウントをプロアカウントに切り替える
  • 上記2つをを連携



Instagramビジネスアカウントの作り方
FacebookページとInstagramを連携する方法

アプリを作成

Facebook for developerにアクセスして、アプリの作成をします。
こちらは特に特別な設定などは必要なく、アプリ名とメールアドレスだけで問題はないようです。

右上のタブからログイン
スクリーンショット 2019-12-04 17.49.21.png


facebookページの管理者権限を持っている個人用アカウントで
ログイン(先の入力項目は任意)

スクリーンショット 2019-12-04 17.50.53.png


マイアプリ(ログインだったタブがマイアプリに変わる)選択

アプリの作成をクリック
スクリーンショット 2020-07-15 14.58.13.png
ビジネス統合をクリック

  • 表示名:外部に出る名前ではないので、管理しやすい名前にします
  • 連絡先メールアドレス:必要があれば変更
  • アプリを利用できる人:指定がなければ「自分、同じビジネスに所属する人、またはアプリに関する権限がある開発者」でOK 以上2項目を入力

アプリIDを作成してくださいをクリック

セキュリティチェックをして送信するをクリック
スクリーンショット 2020-07-15 15.02.21.png


期限付きアクセストークンの取得

先ほど作成したアプリを使用して、まずは期限付きのアクセストークンを取得しにいきます。このトークンを利用するとInstagram投稿などを取得できるのですが約1時間ほどで無効になってしまうので、そこから期限を延長する、という流れになります。

Facebook for developer内の上のツールを選択

グラフAPIエクスプローラをクリック
スクリーンショット 2019-12-04 17.52.34.png

  • Facebookアプリ:先ほど作成したアプリを選択
  • トークンを取得:ページアクセストークンを取得を選択(Facebookのログイン確認後、紐づけるfacebookページを選択、許可するアクセスを設定後完了)
  • 許可を追加:スコープの選択

(manage_pagesは必須。Instagramのビジネスアカウントと紐付けたい場合はbusiness_managementも必要。あとは必要なものを選択)

Get Access Tokenをクリック
iOS の画像.jpg

スクリーンショット 2019-12-05 8.34.14.png

business_managementを設定した場合

business_managementを設定していると、Get Access Tokenをクリックした段階で下記のような画面になるので

  • 許可するアクションを選択。
  • ビジネスの管理にチェック→右下のOK

と進みます。
スクリーンショット 2019-12-04 22.29.12.png

スクリーンショット 2019-12-04 22.29.28.png
アクセストークンの欄をコピー
【制限期間付きのアクセストークン】(ここではトークン1とします)の取得が完了です。

トークンの延長

トークン2の取得

【アプリID】【app_secret】を取得しに行きます。

facebook for developerの画面からマイアプリ

先ほど選択したアプリを選択

左のダッシュボード下の設定からベーシックをクリック

ここで【アプリID】【app_secret】が取得できるのでコピー。
【app_secret】は隠されてるので表示をクリック。facebook個人用アカウントのパスワードを入力すると開示されます。
スクリーンショット 2019-12-04 17.59.31.png

1.【アプリID】
2.【app_secret】
3.【トークン1】
の3つを取得したら、こちらのURLに打ち込んでいきます。
https://graph.facebook.com/v3.0/oauth/access_token?grant_type=fb_exchange_token&client_id=【アプリID】&client_secret=【app_secret】&fb_exchange_token=【トークン】
上記のURLに3つ当てはめたものを、ブラウザで表示。

すると、

{"access_token":"hogehogehogehogehogehogehogeho","token_type":"bearer"}

のように返ってくるので、"access_token"のあとの"hogehoge"部分をコピー。
これを【トークン2】とします。

トークン3(無期限)トークンの取得

【トークン2】を使って下記のurlを開きます。
https://graph.facebook.com/v3.0/me?access_token=【トークン2】
ブラウザで表示させます。
必要になるのは"ID"の方なのでそちらをコピー、すぐに使います。

{
"name":"hogehoge",
"id":"hogehoge"
}

【トークン2】と先ほどの"ID"を使い、下記のURLをブラウザで表示。
https://graph.facebook.com/v3.0/【ID】/accounts?access_token=【トークン2】

errorにならずにうまくいけば

{
"data":[
{
 "access_token":"hogehoge",
 "category":"",
 "category_list":[
  {

とページの情報が表示されます。
"acess_token"の中身を確認しましょう。

"access_token":"hogehogehoge”,

"hogehoge"部分をコピー
Facebook for developer内のツール、アクセストークンデバッガー
に入れ、デバッグをクリック
スクリーンショット 2019-12-05 8.44.00.png

  • ページID:希望のfacebookページ
  • 有効期限:受け取らない
  • スコープ:最初に選んだ項目が表示

以上の項目を確認。

問題なければ、【無期限のアクセストークン】取得成功です。

パーマリンクを取得

記事のリンクをつなぐためには、記事ごとのパーマリンクの値を受け取る必要があります。
https://graph.facebook.com/【アクセストークンデバッガーで確認できるページID】/feed?fields=permalink_url,id,created_time,message,from,full_picture,attachments{unshimmed_url}&access_token=【トークン3】

こちらのURLに、先ほど アクセストークンデバッガーで確認した【ページID】と、無期限のトークンである【トークン3】をコピペしてブラウザで確認してみてください。

{
   "data": [
      {
         "permalink_url": "https://www.facebook.com/---------/posts/---------/",
         "id": "1234567890_112345677890",
         "created_time": "2019-88-88T08:88:88+8888",
         "message": "\hogehoge4eac\\u53e4\uu5927\u9hogehoge62bae\u5d0e\u3048\u30hogehoge66\ua\u79cb\uu4e88\u5bhogehoge9ab\u5ca1\u30aa\u30bhogehoge9\u306a5404\u62e0\uhogehoge706\u30a8\u30f3\u\u30hogehoge6e\u63a1\u7316\u4e2dhogehoge\u3067ttps://hogehoget.my31/",
         "from": {
            "name": "------",
            "id": "--------"
         },

"permalink_url"の値が返ってきていたらOKです。

InstagramIDを取得

Instagramのビジネスアカウントを取得するには、
https://graph.facebook.com/【アクセストークンデバッガーで確認できるページID】?fields=instagram_business_account&access_token=【トークン3】
こちらのURLで確認してください。

{
   "instagram_business_account": {
      "id": "1234567890"
   },
   "id": "1234567890"
}

このように返ってきたらOKです。上のIDがInstagramIDになります。

任意のハッシュタグが付いたinstagramの投稿を取得する

https://graph.facebook.com/v5.0/ig_hashtag_search?user_id=【instagramID】&q=【検索したいハッシュタグ】&access_token=【トークン3】

上記のURLを入力すると、【検索したいハッシュタグ】で入力したハッシュタグ自身のIDを取得できます。
【検索したいハッシュタグ】の先頭には#は不要。複数は不可です。
下記が返ってきます。

{
   "data": [
      {
         "id": "12345678912345678"
      }
   ]
}

取得できたハッシュタグIDを含め下記のURLに打ち込みます。

https://graph.facebook.com/v5.0/【ハッシュタグID】/top_media?user_id=【instagramID】&access_token=【トークン3】
{
   "data": [
      {
         "id": "89012345671234567"
      },
      {
         "id": "12345678901234567"
      },
      {
         "id": "23456789011234567"
      },
      {
         "id": "89012345671234567"
      },
      {
         "id": "58901234567671234"
      }
   ],
   "paging": {
      "cursors": {
         "after": "OWQ3ZADXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXD"
      },
      "next": "https://graph.facebook.comXXXXXXX"
   }
}

上記の様に、該当のハッシュタグを持つ記事IDの一覧が返ってきます。
ただIDだけでは使い道がないので、パラメータを足します。

https://graph.facebook.com/v5.0/【ハッシュタグID】/top_media?user_id=【instagramID】&fields=media_url,media_type,comments_count,id,like_count,children{media_url,permalink},permalink,caption&access_token=【トークン3】

パラメータは必要なものを足してください。

2枚以上の投稿だとmedia_urlの場所が変わる

上記のURLから取得すると、下記のように返ってきます。

{
   "data": [
      {
         "media_type": "CAROUSEL_ALBUM",
         "comments_count": 10,
         "id": "12345678901234567",
         "like_count": 10,
         "children": {
            "data": [
               {
                  "media_url": "https://scontXXXXXXXXXXXXX",
                  "permalink": "https://www.instagram.comXXXXXXXXXX",
                  "id": "12345678912345678"
               },
               {
                  "media_url": "https://scontXXXXXXXXXXXXX",
                  "permalink": "https://www.instagram.comXXXXXXXXXX",
                  "id": "12345678912345678"
               },
               {
                  "media_url": "https://scontXXXXXXXXXXXXX",
                  "permalink": "https://www.instagram.comXXXXXXXXXX",
                  "id": "12345678912345678"
               }
            ]
         },
         "permalink": "https://www.instagram.comXXXXXXXXXXXXXX",
         "caption": "\u6628\u65e5\u3001\uXXXXXXX
      },
      {
         "media_url": "https://scontent-lax3-1.cdXXXXXXXXXXX",
         "media_type": "IMAGE",
         "comments_count": 10,
         "id": "12345678901234567",
         "like_count": 10,
         "permalink": "https://www.instagram.comXXXXXXXXXXXXXX",
         "caption": "2019\u5e7411\u670826\u65e5\u3001\u300e\u30df\XXXXXX
      }
   ],
   "paging": {
      "cursors": {
         "after": "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXxxTkZD"
      },
      "next": "https://graph.facebook.comXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
   }
}

instagram側で複数の画像を一緒に投稿していた場合、media_typeは「CAROUSEL_ALBUM」となり区別されます。
サイトに表示するサムネイルを「media_url」から取得する場合、この「CAROUSEL_ALBUM」では「media_url」を「children」内のdataから持ってくる必要があるので注意が必要です。

参考にしたサイト

https://himemo.net/archives/371
https://developers.facebook.com/docs/graph-api/changelog/version3.3/
https://qiita.com/yukihirai0505/items/047de69e3e51698d0ba7
https://qiita.com/1000VICKY/items/684a5702e160d0382d23

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