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Day 17

Raspi2にAlexa Voice Service(AVS)を 〜Raspi2にRaspbianをインストール編〜

Last updated at Posted at 2019-01-06

はじめに

2019年年始の(勝手にやってる)宿題の一貫でRaspiにAVSを入れるってのをやってみることにしました。
前回はAmazon Voice Service(AVS)の設定を行いました。
今回はRaspi2を使うので、インストールするところを書いてみます。

参考サイト

前提条件

Raspberry Pi 2 modelB
macOS High Sierra バージョン10.13.6
microSD 16GB

Raspberry Pi2への書き込み

Raspberry Pi2にOSをinstallするために、microSDにRaspbianを書き込みます。

1. Raspbianのダウンロード

まずはRaspbianをここからダウンロードします。
今回利用したものは、 Raspbian Stretch with desktop です。

2. microSDの確認

microSDの初期化を行うために、PCにmicroSDを差し込みます。
OSが認識したらコマンドを実行して、パーティションを確認します。

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                         500.3 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     314.6 MB   disk0s1
   2:                 Apple_APFS Container disk1         500.0 GB   disk0s2

/dev/disk1 (synthesized):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      APFS Container Scheme -                      +500.0 GB   disk1
                                 Physical Store disk0s2
   1:                APFS Volume Macintosh HD            176.0 GB   disk1s1
   2:                APFS Volume Preboot                 25.6 MB    disk1s2
   3:                APFS Volume Recovery                515.0 MB   disk1s3
   4:                APFS Volume VM                      10.9 GB    disk1s4

/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *15.9 GB    disk2
   1:             Windows_FAT_32 boot                    62.9 MB    disk2s1
   2:                      Linux                         4.0 GB     disk2s2

microUSBが16GBなので、「/dev/disk2」になります。

3. 初期化前にmicroSDをアンマウント

次はフォーマットを行います。OSをinstallするための初期化になります。
microSDをアンマウントします。

$ diskutil unMountDisk /dev/disk2
Unmount of all volumes on disk2 was successful

4. microSDを初期化

microSDを初期化します。デバイス名を「ALEXA-RASPI」としました。

$ diskutil eraseDisk MS-DOS ALEXA-RASPI /dev/disk2
Started erase on disk2
Unmounting disk
Creating the partition map
Waiting for partitions to activate
Formatting disk2s2 as MS-DOS (FAT) with name ALEXA-RASPI
512 bytes per physical sector
/dev/rdisk2s2: 30522224 sectors in 1907639 FAT32 clusters (8192 bytes/cluster)
bps=512 spc=16 res=32 nft=2 mid=0xf8 spt=32 hds=255 hid=411648 drv=0x80 bsec=30552064 bspf=14904 rdcl=2 infs=1 bkbs=6
Mounting disk
Finished erase on disk2

5. もう一度、microSDをアンマウント

もう一度、microSDをアンマウントします。

$ diskutil unMountDisk /dev/disk2
Unmount of all volumes on disk2 was successful

6. microSDにRaspbianを書き込み

先程ダウンロードしたRaspbianのイメージファイルを使って書き込みを行います。

$ sudo dd if=/Users/areaz_daiki/Desktop/2018-11-13-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk2 bs=1m
Password:
3248+0 records in
3248+0 records out
3405774848 bytes transferred in 240.679975 secs (14150637 bytes/sec)

7. microSDをRaspiに入れるために、アンマウント

これで書き込みが終わったので、microSDをアンマウントします。

$ diskutil unMountDisk /dev/disk2
Unmount of all volumes on disk2 was successful

8. Raspiの電源をON

アンマウントが終わったら、microSDをPCから抜いて、Raspberry Pi2にいれて、電源をONにします。

9. 各種設定

Raspiを起動しました。これから設定を行っていきます。
ここで、事前にマウスとキーボードを用意し、Raspiに挿します。
後、モニタを用意してHDMIで接続しておくと便利です。

9.1. Welcome画面

Welcome画面が出てきますので、「Next」ボタンをクリックしてください。
IMG_2564.JPG

9.2. ロケーションの設定

以下の情報を設定して、「Next」ボタンをクリックします。

項目
Country Japan
Language Japanese
Timezone Tokyo

IMG_0906.JPG

9.3. デフォルトユーザのパスワード設定

デフォルトユーザの「pi」のパスワードは「raspberry」ですが、違う強度のあるパスワードに変更しろとのことですので、新しいパスワードを入力してください。入力しない場合は、「raspberry」のままとなります。
IMG_0021.JPG

9.4. WiFiの設定(SSID)

WifiのSSIDが表示されるので、接続するSSIDを選択して、「Next」をクリックします。
IMG_19141.jpg

9.5. Wifiの設定(パスワード)

Wifiのパスワード入力をして、「Next」をクリックします。
IMG_80861.jpg

9.6. ソフトウェア・アップデート

ソフトウェア・アップデートの画面が出てくるので「Next」をクリックします。
すると進捗バーが出てきます。
IMG_7891.JPG

9.7 再起動

セットアップが完了したら、再起動しないといけませんので、「Reboot」をクリックします。
IMG_7706.JPG

9.8 再起動完了

ということで、再起動完了です。
IMG_0016.JPG

9.9 OSのアップグレード

最後にアップグレードします。

$ sudo apt-get -y upgrade

9.10 pyenvをインストール

現時点のpythonのバージョンは 2.7.13 でした。

$ python --version
Python 2.7.13

今後、Python3.6系を利用したいので、Pyenvを使ってインストールしていくようにします。
そのPyenvを先にインストールします。そのために必要なパッケージのインストールをして、pyenvをgitからcloneします。

$ sudo apt-get install -y git openssl libssl-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev
$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

次に、 ~/.bash_profileを開いて、以下を更新してください。

export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PATH:$PYENV_ROOT/bin"
eval "$(pyenv init -)"

更新が終わったら、反映するコマンドを実行します。

$ source ~/.bash_profile

念の為、pyenvが実行できるか確認します。

$ pyenv -v
pyenv 1.2.9-2-g6309aaf2

9.11 python 3.6系のインストール

次は、python3.6系をインストールします。最新の3.6系をインストールしたいので、まずは確認します。

$ pyenv install --list
Available versions:
...
3.5.6
3.6.0
3.6-dev
3.6.1
3.6.2
3.6.3
3.6.4
3.6.5
3.6.6
3.6.7
3.6.8
3.7.0
...

ということで、3.6.8をインストールして、切り替えをします。

$ pyenv install 3.6.8
$ pyenv global 3.6.8
$ python --version
Python 3.6.8

さいごに

これで、Raspi2へのインストール完了。
以前に作ったときは自分でネットワーク設定(無線LAN)とかやったんですが、最新のRaspbianだとUIで設定できます。(めっちゃ便利になりましたね)

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Raspi2にAlexa Voice Service(AVS)を 〜AVS設定編〜
Raspi2にAlexa Voice Service(AVS)を 〜Raspi2にAlexa Voice Service(AVS)をインストール編〜

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