この記事について
Android Studio Plugin (IntelliJ Plugin)開発でプロジェクト作成するときの二つの方法についてまとめます。
- IntelliJ Platform Pluginとして作る
- Gradle Projectとして作る
私の環境
- Mac OS X El Capitan 10.11.2
- IntelliJ IDEA CE 15.0.2
事前準備
以下のことを確認します。
- IntelliJ IDEA がインストールされていること
- Android Studio Pluginを開発する場合、JDK1.6がインストールされていること（私の環境にはなかったので、Appleのサポートからインストールしてきました）
Project SDKの設定
Android Studio Pluginとしての公開も目指す場合、JDK1.6をProject SDKとするのが一般的なようです。あらかじめProject SDKとしてJDK1.6を選択できるようにしておきます。ここでは、JDK1.6を後からインストールした前提で書きます。
- IntelliJのProject Structure設定を開きます。Macなら
Command + ;で開くことができます。 - 左側のペインのPlatform Settings -> SDKs を選択します。
- 「+」ボタンを押し、JDKを選択します。
- JDK1.6の Home pathを選択します。私の環境では
/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/Contents/Homeでした。 - 「+」ボタンを押し、IntelliJ Platform Plugin SDKを選択します。
- Home pathを選択します。私の環境では
/Applications/IntelliJ IDEA 15 CE.app/Contentsでした。 - Select Internal Java Platform ダイアログで、1.6を選択します。
プロジェクトの作成
IntelliJ Platform Pluginとして作る
- Create New Project -> IntelliJ Platform Plugin を選択します。
- Project SDKとして事前準備で追加したJDK1.6のIntelliJ Platform Plugin SDKを選択して、Nextを押します。
- Project Nameに任意の名前を入力してFinishを押します。
Gradle Projectとして作る
以下の記事が参考になります。
GradleでIntelliJ Plugin開発：簡易tool window pluginの作成
この記事のGradleプロジェクトの作成。から簡易tool window pluginの作成までをやります。Project SDKはJDK1.6のIntelliJ Platform Plugin SDKにしました。
IntelliJ Platform Pluginとして認識させる。
この記事でも触れられていますが、IntelliJ Platform Pluginのプロジェクトとして認識させたほうが開発しやすいです。
- <プロジェクト名>.imlのmoduleタグのtypeをPLUGIN_MODULEに書き換える。
- moduleタグ内に
<component name="DevKit.ModuleBuildProperties" url="file://$MODULE_DIR$/src/main/resources/META-INF/plugin.xml" />を追加する。 - IDEA左側にあるGradleのtoolWindowで更新ボタン（「+」ボタンの左にあります）を押すと、IntelliJ Platform Pluginとして認識される。