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Ubuntuのバックアップツール(deja dup)で見えないディレクトリを除外する方法

Last updated at Posted at 2024-11-02

対処したい問題

Ubuntu24.04 Desktopではバックアップツールが最初からインストールされており、左下のメニューからのユーティリティの中に「バックアップ」があります。この実体はDeja Dupというツールです。

Screenshot from 2024-11-02 15-39-35.png

このツールの設定で、バックアップ対象から除外するディレクトリを指定する機能があります。デフォルトではホームディレクトリ全体が対象に入っていますが、私の場合は ~/.pyenv や ~/.rustup に pythonとrustを入れており、これらが計2GBを占めるので、容量&時間節約のためバックアップ対象から除外したい。

ところが、このツールで除外ディレクトリを指定しようとすると、見えないファイル('.'で始まる、単にlsでは見えず、ls -aでないと見えないもの)は一覧に出てこないのです。なので ~/.pyenv などは選択できない。

Screenshot from 2024-11-02 15-51-56.png

(↑ .pyenvなどは出てこない)

本記事は、この問題にどう対処するか、という話になります。

解決策

結論から書きます。dconf-editorというツールを使って、除外ディレクトリをテキストで指定します。

dconfについては、詳しくはたとえばこちらの記事を参照ください。簡単に言うと、「dconfはソフトウェアの設定を保存するシステムで、Windowsで言うところのレジストリみたいなもの」だそうです。

以下、手順です。まずaptで dconf-editor をインストールします。

sudo apt install dconf-editor

その後ターミナルから'dconf-editor'と入れると、GUIの画面が出てきます。

Screenshot from 2024-11-02 16-04-35.png

ここから org -> gnome -> deja-dup -> exclude-list の順に行くと、下のような画面になります。ここの「カスタム値」のところに直接書くことができます。

Screenshot from 2024-11-02 16-07-05.png

簡単ですが、説明は以上です。

参考

この解決法は、いろいろ検索していた中で、こちらの記事で見つけました。

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