1. コマンドプロンプトって何? 🤔
コマンドプロンプトは、Windowsの「黒い画面」で動くツール。
文字で命令(コマンド)を入れると、PCの情報がサクッとわかります!
✨ なぜ便利?
- 🖱 マウスより速くPCの状態をチェック!
- 🩺 PCの「健康診断」(名前、スペック、ネット接続)を簡単に行える
- 💡 入社後に「Wi-Fiが繋がらない!」「PCが遅い!」を自分で解決!
📌 起動方法
- Windowsキー(⊞)+ R → 「ファイル名を指定して実行」を開く
-
cmdと入力 → Enter - 黒い画面(例:
C:\Users\あなたの名前>)が出たら成功 ✨
👉 まず試してみよう!
echo Hello!
➡ Hello! が表示されたらOK!
※ 間違えてもPCは壊れないので安心して試してね (๑•̀ㅂ•́)و✧
2. 自分のPCの名前を調べる 🖥
会社で「どのPC?」と聞かれたら答えるのが「ホスト名」です。
hostname
出力例
DESKTOP-ABC123
💼 実務シーン
- IT担当者に「このPCです!」と伝えるとき
- 会議室のPCを特定するとき
3. PCのスペックをチェック ⚙️
ExcelやTeamsが動くか、PCの性能をチェック!
基本情報をまとめて確認
systeminfo | findstr /R /I "^ホスト名: ^OS 名: ^OS バージョン: ^\[[0-9][0-9]*\]:.*MHz ^物理メモリの合計:"
出力例
ホスト名: DESKTOP-ABC123
OS 名: Microsoft Windows 11 Home
OS バージョン: 10.0.22631 N/A ビルド 22631
[01]: Intel64 ~3800 MHz
物理メモリの合計: 32,637 MB
🔎 ポイント
- ホスト名:PCの名前
- OS 名:Windowsの種類(例:Windows 11)
- CPU MHz:処理の速さ(例:3800MHz = 3.8GHz)
- メモリ:32GBなら快適(8GB以下は重くなることも)
OSバージョンのみ確認
ver
4. ディスク容量を確認 💾
PCが遅い原因は「容量不足」のことも!
方法1:エクスプローラー
- Win + E
- 「PC」をクリック
- C:やD:ドライブをチェック(バーが赤なら空き不足⚠)
方法2:ディスクの管理
- Win + R
-
diskmgmt.mscと入力 → Enter
💡 ヒント:ゴミ箱や「ダウンロード」フォルダを整理、動画や写真は外付けHDDへ。
5. ネットワーク情報を調べる 🌐
「Wi-Fiが繋がらない!」を自分で切り分ける基本コマンド。
IPアドレス確認
ipconfig
出力例(抜粋)
IPv4 アドレス . . . . . . . . . : 192.168.1.100
デフォルト ゲートウェイ . . . . : 192.168.1.1
📌 意味
- IPv4アドレス:PCの住所
- ゲートウェイ:ルーターの玄関
ネット接続テスト
ping 8.8.8.8
➡ 「Reply」が返ればネットはOK!
名前解決テスト(DNS)
nslookup www.google.com
➡ サイトのIPが表示されればDNSは正常。
6. PCが遅い時のチェック 🚨
タスクマネージャーで原因を確認!
方法1:ショートカット
- Ctrl + Shift + Esc で起動
方法2:コマンド
- Win + R →
taskmgr→ Enter
💡 ヒント
- 「パフォーマンス」タブでCPU/メモリ使用率をチェック
- 「プロセス」タブで重いアプリを特定
- 不明なアプリは終了せず、IT担当へ相談
7. その他の便利コマンド 🛠
- ユーザー確認:
whoami - フォルダ内容確認:
dir - ファイルの中身を表示:
type ファイル名.txt
イベントビューアー(ログ確認)
PCのエラーや警告を確認するツール。
📌 起動方法
- Win + R →
eventvwr→ Enter
📌 見る場所
- 「Windowsログ」 → 「システム」や「アプリケーション」
- 赤い「×」はエラー、黄色の「!」は警告
👀 実務シーン
- 「会議中にPCが落ちた」→ エラーの時間を控えてITに報告
- 「アプリが起動しない」→ 関連するエラーが残っていないか確認
8. デバイスマネージャーで内部を確認 🔧
PCの中にどんな部品(デバイス)が入っているかを確認できるツール。
ドライバーの不具合や、ハードウェアが正しく認識されているかをチェックするときに便利!
📌 起動方法
- 方法1:Win + R →
devmgmt.mscと入力 → Enter - 方法2:「スタート」右クリック → デバイスマネージャー
👀 見る場所
- 「ディスプレイ アダプター」:グラフィック性能(内蔵GPU / 外付けGPU)
- 「ネットワーク アダプター」:Wi-FiやLANが認識されているか
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」:音が出ないときに確認
- 「不明なデバイス」:黄色い「!」マークが出ていたらドライバーが必要
💡 ドライバーとは?
デバイスを正しく動かすための「説明書」や「通訳」のようなソフト。
- OSがデバイスの使い方を理解するために必要
- 例:グラフィックボード → 画面表示を制御
- 例:ネットワークアダプター → インターネット接続を制御
📌 ドライバーがないと…
- デバイスマネージャーに黄色い「!」マークが出る
- Wi-Fiが使えない、音が出ない、画面が荒いままになる
📌 ドライバーの種類
- 標準ドライバー:Windowsが自動で用意(マウス・キーボードなど)
- メーカー提供ドライバー:公式サイトから入手(グラフィックボード・プリンターなど)
👀 実務シーン
- 「Wi-Fiが使えない」→ ネットワークアダプターのドライバー確認
- 「画面がカクカクする」→ GPUドライバーが古い可能性
- 「音が出ない」→ サウンドデバイスのドライバー確認
👉 先生的な説明
「デバイスは“機械”、ドライバーは“説明書”。説明書がなければ機械は正しく動かない」
9. PCのポート(端子)を知ろう 🔌
| ポート | 役割 | ヒント |
|---|---|---|
| HDMI | モニター接続 | 🎥 プレゼンで大画面 |
| LAN | 有線ネット | 🌐 安定通信 |
| USB-C | 充電/転送 | ⚡ 最新機器対応 |
| USB-A | マウス/USBメモリ | 🖱 古い機器もOK |
| SDカード | 写真/動画の取込み | 📸 データ移動に便利 |
| ヘッドフォン | 音声入出力 | 🎧 会議必須 |
10. よく使う業務ツール 📲
| ツール | 用途 | 始め方 | ヒント |
|---|---|---|---|
| Google Workspace | メール/共有 | workspace.google.com | 同時編集に強い |
| Teams | 社内チャット/会議 | teams.microsoft.com | 通知整理で集中UP |
| Zoom | 会議 | zoom.us | 背景設定で印象UP |
| Slack | プロジェクト会話 | slack.com | タスク連携に便利 |
| Outlook | メール/予定 | outlook.live.com | Teamsと連携◎ |
11. 知っておくべきPCルール 📚
- 定期的に再起動(週1回で安定動作)
- 容量チェック(Cドライブは常に10%以上空ける)
- USBは優しく扱う(CとAを間違えない)
- ネット不調はまず
ping - 困ったら早めにIT担当へ(症状をメモして報告)
12. まとめ 🎀
✨ 必須コマンドまとめ
- PC情報:
hostname/systeminfo/ver - ネットワーク:
ipconfig/ping/nslookup - パフォーマンス:
taskmgr - ファイル操作:
dir/type - トラブル確認:
eventvwr/devmgmt.msc
⚡ PCが遅い・動かないとき
- タスクマネージャーで原因を確認
- 容量整理(不要ファイルやゴミ箱を削除)
-
pingでネット確認 - イベントビューアーでエラーをチェック
- デバイスマネージャーでドライバー確認
- 解決しなければITに状況を報告
✅ これで コマンドプロンプト + Windows標準ツール を使った「PCセルフ診断ガイド」になりました!