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NI+C AdventCalendar GCP/GWS Team 2022Advent Calendar 2022

Day 15

GA4のデータをLooker Studio(旧Data Portal)で可視化してみた

Last updated at Posted at 2022-12-15

はじめに🍎

こんにちは、CI部のりんご娘(仮名)です。
いよいよ冬も本格化、クリスマスまであと10日、今年もあと16日…(震え、凍え、くしゃみ)

今回、私が書いているこの記事は
NI+C AdventCalendar GCP/GWS Team 2022 Advent Calendar 2022
の15目の記事となります。

今年に入ってGoogle Analythics4(以下GA4)について学ばせていただく機会があり、

「GA4で集めたデータをどのようにアウトプットしようか」

という議論が発生しました。

結論、今回はひとまずGA4上でレポートを作成するのみになりましたが
実際にData Portalで可視化するとしたらどのような手順になるのか
確認しておきたいと思いました。あと、もちろんその見やすさも。

ということで、
Googleがデモとして提供しているデータを用いてさっそく可視化してみたいと思います。

手順参考(公式)

2022年10月11日をもって従来のデータポータルは Looker Studioになったそうです。
よって以下Looker Studioといたします。詳しくはこちら。

GA4とLooker Studioをサクッと連携🚀

1. 新しい「レポート」を作成

Looker Studioを開いて、左上の作成からレポートを選択。
image.png

2. 「データのレポートへの追加」パネルで「マイ データソース」をクリック

レポートを作成すると、自動的にデータの連携元を尋ねてくれます。

3. 「Sample」Google Analytics Data データソースを選択

他にも色々Sampleがありますが、今回は目的のGA4データを選択して追加。
(ポップアップの確認が出るので再度「レポートに追加」)
image.png

4. データソースがレポートに追加され表が表示される

なんかめっちゃあっさりしたテーブルが登場。
とりあえずデータ連携自体はたった4ステップ、簡単ですね。
image.png

GA4とLooker Studioの比較📊

試しにGA4でおすすめされるレポートと同様のレポートを作成してみました。
サイトに訪れた新規ユーザー × 国別 × 7日間のマップです。
(※比較している元データが異なると思われます。数値は異なりますがご了承ください)

image.png

地図上にカーソルを合わせると「国名、数値」が表示されるのはどちらも同じでした。
GA4のほうがなんとなくスマートな地図&変化率が見れる印象。

ただし、GA4のグラフや図は基本的にすべて青色ベースで表現され変更ができません。

反対にLooker StudioではGoogleスライドのように「テーマとレイアウト」が準備されており
レポートのイメージに沿った雰囲気にカスタマイズできます。
また、そのままGoogleマップに遷移できるのも活用する人にとっては便利なのではないでしょうか。
実際のGoogleマップ同様に拡大して詳細な地域別でみられるのもよかったです。

加えて、GA4ではあくまでもサイトから収集したデータの分析・可視化が対象ですが
Looker Studioにデータを連携することで
他のBigQueryやスプレッドシートに入れたほかデータとかけ併せたり、同時に見れるのは強みだと思います。

まとめ💡

とてもざっくりでしたが、GA4のデータをLooker Studioで見てみると

  • どんな手順が必要で
  • どれくらい・どのように変わるのか

を見ることができました。

データの細かい変化率やインサイトはGA4のほうが自動で表示してくれるため便利だな、と改めて感じたとともに
見たいデータが確定したらLooker Studioで広くカスタマイズしてレポートにまとめると
両方のいいところを活かすことができそうと感じました。

今後GA4でのデータ収集が開始したら、
より詳細に調べてLooker Studioでもレポートを作成してみたいと思いました。

以上、簡単にですが本記事を締めさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回、私が書いているこの記事は
NI+C AdventCalendar GCP/GWS Team 2022 Advent Calendar 2022
の15日目の記事となります。
もっと本格的なGCPに関する記事もたくさんありますので、ぜひ合わせてご覧ください。

メモとして残しておきたいその他の気づき

  • 可視化できないGA4データの種類もある
    • 最初「7日間のアクティブユーザー」マップで比較しようとしたところ、指標としては選択できるが「Looker Studioではデータセットに接続できません。基になるデータセットからデータを取得できませんでした」と言われる
  • GA4側で作成したセグメント(ある行動を起こしたユーザー群)でのデータの絞りをそのままLooker Studioでも使えるのは楽
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