「12 Days of OpenAI」Day 8 のテーマはSearch。すでにPlus/Proユーザー向けに先行提供されていたウェブ検索が、ログインした無料ユーザー全員に拡大されました。また、モバイル版での地図表示や音声モードとの連携など、多数の改善・新機能が盛り込まれています。
この記事はChatGPT Advent Calendar 2024の13日目です(空いていたので書いてみました)今年は「12 Days of OpenAI」ということで毎日発表がありましたが、その内容を復習しながらまとめます
Search機能のポイント
-
チャット画面から直接ウェブ検索
- これまでと同じようにチャット欄へ質問を入力するだけでOK。
- ChatGPTが必要と判断すれば自動的にウェブを検索し、最新情報を回答。
- 検索ボタンを押せば、確実にリアルタイム情報を取得可能。
-
リッチなビジュアルと会話継続
- 検索結果には画像サムネイルや動画プレビューが表示され、その場で再生も可能。
- 「イベント情報→天気→地図で場所確認」といった一連のやりとりがシームレスに継続。
-
モバイルに特化したUI改善
- スマホ版アプリ上で、Google Maps風に地図を開き、住所・営業時間などが分かりやすいリスト表示に。
- 例:「近所で屋外ヒーターつきのメキシカンレストラン」といった要望にもスムーズに対応。
-
音声モード(Advanced Voice)とも融合
- 前回アップデートされた音声会話モードに、リアルタイム検索が統合。
- 旅行計画で「現地の天気は?」「現地語で挨拶を教えて」と話すだけで最新情報が返ってくる。
-
ブラウザのデフォルト検索エンジンにも対応
- ChatGPTをブラウザの検索として設定すれば、アドレスバーに入力→サイト候補一覧→アクセスの流れがスムーズ。
- 細かい絞り込みや最新ニュースを得たいときにはチャットに移行して深堀りできる。
ログイン無料ユーザーにも順次解禁
- 日付: Day 8(本日)よりリリース開始
- 対象: ログイン済みの無料ユーザーを含む全ユーザー(地域限定なし)
- 注意点: アカウントなしでもChatGPTの利用は可能だが、SearchやCanvasなどの主要機能を使うには無料アカウント作成が必要。
まとめ
- リアルタイム検索がChatGPTに正式統合され、文字・画像・動画が混在する情報をわかりやすく提示。
- 音声会話やモバイル地図表示など、多角的な検索体験が実現。
- ChatGPTをデフォルト検索エンジン化することで普段のブラウジングも一段と効率アップ。
検索エンジンとしてだけでなく、その後の会話まで踏まえて最適な情報を返してくれるのがChatGPTの強み。
「AIアシスタントがすべてをガイドしてくれる」次世代の検索体験が、誰でも手軽に使えるようになりました。