はじめに
皆様お疲れ様です。今回は 「画像の保存形式」 について見ていきたいと思います。その中でも 「jpeg」 と 「ping」 について見ていきます。どちらも画像を圧縮して保存するファイル形式ですが、適切な用途がそれぞれあります。
「JPEG」「PNG」は拡張子の１つ
拡張子とは、ファイルの種類を識別するための文字列。ファイル名と拡張子を「.（ドット）」で区切ります。（イメージは👇の図です）
画像ファイルだと他に「.GIF」もありますよね動画じゃないけど動きのあるもの
ファイルを開くためには、拡張子によっては専用のアプリケーションが必要です。例えばWordは「.doc」、Excelは「.xsx」「.xlsx」「.csv」などで開きます
ファイルデータは拡張子によって作成したアプリケーションを判断しています。安易に変更してしまうと、データが開けなかったり、破損する可能性が高まります
JPEG形式
「.jpeg」は 「Joint Photographic Experts Group（JPEG）」 であり、デジタル写真の最も一般的な保存方法の一つでです。JPEGは、圧縮プロセスより、画像ファイルのサイズが大幅に削減されるため、webページでの保存と読み込みが容易になります。（最大約1600万色を使用できます）
フルカラーに対応しているので色数が多い画像やイラストに適しています
PNG形式
「.png」は 「Portable Network Graphics（PNG）」 であり、圧縮可能です。JPEGと同様に約1600万色に対応しています。高品質の写真ではなく、主にwebのグラフィック、イラストなどに使用されます。これはJPEGよりも多くの保存スペースを使用するためです。そして画像透過、透明な背景のグラフィックを処理する機能があります。
色数が少ない画像にはPNGが適しています（色と色との境目までハッキリと表現でき、粗が少なく綺麗に仕上げられるからです）
JPEGとPNGの違い①「可逆と非可逆」
JPEGは 「非可逆圧縮」、PNGは 「可逆圧縮」 です。画像データは一般的にサイズが大きく、データ圧縮は非常に重要な技術となります。
「可逆圧縮」 は再び元の画像に復元ができ、「非可逆圧縮」 は完全な復元はできません。（画質の劣化が生じるためです）
JPEGとPNGの違い②「ファイルのサイズ」
PNGは、可逆圧縮のためにファイルのサイズがJPEGよりも大きくなります。（多くの情報が保持されているからです） 通常、JPEGやGIFよりもサイズが大きくより多くのストレージスペースを使用します。
まとめ
それぞれの違いをまとめてみました
| JPEG | PNG | |
|---|---|---|
| 画像の透過 | × | 〇 |
| 圧縮方式 | 非可逆圧縮 | 可逆圧縮 |
| 容量 | 軽い | 重い |
| 主な用途 | フルカラーの写真やカメラ写真など | Webサイトの写真、ロゴ、イラストなど |
画像の綺麗さは、ユーザーに与える印象も左右してしまいます。JPEGとPNGの違いを理解して最適な方を使うことが大事と理解できました。
最後まで読んで頂きありがとうございました！
参考元
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