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Slackチャンネルで情報発信したら謎の組織と呼ばれなくなった

Last updated at Posted at 2021-09-10

5分で読めます:point_up:

はじめに:こんにちは

プラットフォーム事業本部(以下PF)のあおいと申します。
PFに所属して数年が経ちました。
ぺーぺーの私の投稿ですが
我が組織の情報発信についてお話しを少々させてください。

異動前、そこは謎の組織と呼ばれていた

PFの他事業コンサルチーム.png

入社時は別の部署にいたのですが、その当時はPFは「謎の組織」と呼ばれていました。

何やってるのかわかんない、急に話が飛んでくる、と…

所属してなんとなく仕事内容が掴めてきたとき、
プラットフォーム事業本部
やろうとしていること/やっていること/やったこと がたくさんあることに気づきました。
サイトの基幹機能を多く担っているので、その分、多くの作業をしなくてはいけないし、影響も大きい。
都度、適度に、発信しておかないと、
うまく調整できなかったり、せっかく良きものを作って提供していても、
知らなくて、実際使うときに手間になったり、使えなかったり。

やろうとしていることも含めて、適切な情報量で、先行して発信しておくことが
効率的な開発かつ利益貢献になるはずだ!ということで
動いてみることにしたのが、私が所属する他事業コンサルチームです。
謎の組織とは言わせない!という決意のもと、
いろいろとPF以外のみなさんとコンタクト取ってみることにしました。
(他事業コンサルチームについてはまたどこかでお話しします。)

【やってみたその1】 対面での定期MTG開催

初めにやってみたのは対面でのMTG開催です。
メリットは、PF組織内の動きを発信できることは前提で
心理的距離も近づき、相手のちょっとした要望も吸い上げられること。
その場で解決できることもあるので、調査コストも下げることができていたと思います。

デメリットは、コスパです。
定期MTGの開催コストが高いわりに
他事業コンサルチームメンバー1人につき数人の社員にしか情報を伝えられない。
そして、アジェンダの用意やスケジュール調整などがちょっと手間。
また特に相談がない(お互い発信し尽くしていたり開発に集中したい時期など)の場合は
MTG時間そのものがもったいない。
当時はチームのメンバーが少なくなるタイミングだったので
他に優先すべき業務のために定期MTG時代は幕を閉じました…

【やってみたその2】 情報発信専用チャンネルの作成

情報発信chの作成.png

その当時、プロダクト開発者も情報発信を行うことはしていたのですが
定期MTGにて

「どのチャンネルをみたらいいのか分からない」
「チャンネルを探して見に行くのが手間だなあ」

という要望を受け取っていました。
しかし、プロダクト開発者が展開している情報は、機能を利用する技術者が欲しい情報です。
PF機能利用の開発者には、ぜひ見て欲しいもの。

ではこの情報を直接流して、直接キャッチしてもらえばいいじゃないか……!
情報を収集して!アジェンダ作成して!MTGで私たちが介在して伝えるよりも!
タイムロスもなく、わかりやすいのでは…………!

そうして誕生したのが、PFの情報を一元化して流すチャンネルその名も「#times_pf」です。

このチャンネルを見れば、PFの情報がわかる。
このチャンネルに投稿すれば、PFの情報を知りたい人がキャッチできる。

あわせて、プロダクト開発者が既存のチャンネルで発信することを止めず、
プロダクトのチャンネルにて投稿したものも
SlackAPIを利用して、特定のスタンプを押せばtimes_pfに投稿されるようにしたり、

また別のスタンプを押せばConfluenceへアーカイブページを作成するようにし
Slack上だと流れてしまうものもページとしてストックできるようにしました。

Slackの技術についてはこちらでお話ししています!
業務効率化のためのSlack活用術 ~他事業部コンサル編~_DMM.inside
2021/09/14追記

組織内の情報発信が定着

現在もこのチャンネルは活用しており
PF提供機能に関して、新機能追加や不具合改修のリリース連絡をしたり
新規プロジェクトのキックオフ連絡、進捗状況連絡、効果測定の結果報告など
プロダクト開発者だけでなく部長メンバーからも重宝いただいてます。
やったね!

チャンネル作成当初は、読者を増やすため定期MTGにてプレゼン&チャンネル招待で地道に増やしていきましたが
現在は各月の新入社員メンバーの方へPF説明会を行っていますので、その参加者を招待していき
毎月平均15名ほど増やすサイクルをしています。

PF説明会とは
プラットフォーム認知度を上げるための「オンボーディング」のすすめ

現在はPFメンバーを除き、1000名ほどがチャンネルに入っているため
同時に多くの他部署の方々にアプローチすることができるようになりました。

地道に定期MTGを行っていたときよりも遥かに影響力があり、コスパも最強です。
(もっともっと重要な情報はエスカレーションして、適切に展開するようにはしています。)

謎の組織と呼ばれなくなった!

対面MTGの実施やチャンネルの作成などでプラットフォーム事業本部の情報発信を行うようになってから
「何やってるかわからない謎の組織だよね」という言葉は聞かなくなりました。
私がPF内の人間になったなど、別の要因もあるかもしれませんが…

おわりに

ビジネス上、一緒に戦っていく仲間同士で”お互い今何をやっているのか”を知ることは
非常に大切なことだと思っています。
秘密にすることでのメリットより、デメリットの方が多い気がします。
現在コロナ禍でのリモート作業が続いているので
また謎の組織なんて言われないように、適切な情報発信は続けようと思っております。

ここまで読んでくださった方、お時間頂戴し、ありがとうございました。
ポエムで失礼しました。読んでくださった方のお助けになれば幸いです。

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