初めに
Timberとはなんやら、みたいな話は既に様々な方が書いてくれてます。
そのため、割愛します。
きっかけ
元々、僕が作っている個人アプリは、appモジュールのみで構成されてました。
ただ、今後Jetpack Composeを導入した際のプレビュー表示までの時間やビルド時間、今後仕事でマルチモジュール化の知見が求められるのでは?と考えて、マルチモジュールの学習を始めました。
とりあえず、お試しでログ機能を別モジュールに分けることにしたんですね。
モジュール構成
とりあえず、いろんなサイト見て考えたモジュール構成。(これが良いのかよくわかってない)
水色の部分は全てサブモジュールになってて、狙いとしてはビルド時間を早めたい!ということくらい。
手順1. 別モジュールを用意する
1.メニューバーのFile→New→New ModuleでCreate New Moduleウィンドウを表示する
手順2. Android Libraryを作成する
必ず、Android Libraryにしてください。
TimberはAndroid特化のログライブラリになってて、内部で「android.util.Log」を参照してます。
そのため、Java/Kotlin Libraryで作成すると失敗します。
手順3. build.gradleにimplementionを追加する
dependencies {
implementation 'com.jakewharton.timber:timber:5.0.1'
}
手順4. sync実行
ここは特に問題ないと思います。
手順5. Timberのimport
作成したモジュール内にロガー用のktファイルを作ってTimberをimportする
import timber.log.Timber
手順6. Timberを使う
fun LogInit(){
Timber.plant();
}
終わりに
Timberを使うこと自体は簡単なんですが、Android Libraryを使用せずKotlin Libraryを使用して沼る人が一定層いそうなので共有です。
僕はAndroid開発が初心者なのもあってこの問題のせいで数時間沼りました。