この記事について
個人開発で作った小さなWebサイトを、無料ホスティングと外部の告知導線を使って公開・露出していく作業をまとめた記録です。
対象にしたサイトは次の4つです。
どれも大規模なプロダクトではなく、静的サイトや小さなWebサービスとして作っています。この記事では、実装そのものよりも「公開後に検索や外部導線をどう整えるか」に焦点を当てます。
公開したサイト
サイト改善ミニ診断
小規模事業者向けに、サイト改善の優先順位を整理するオンライン診断レポートです。
- Firebase Hostingで公開
- Search Consoleに登録
- sitemap.xml / sitemap.txt / robots.txtを用意
- FAQや説明ページを追加して検索意図を補強
サイト改善や問い合わせ導線のようなキーワードは検索量が大きくないため、トップページだけでなく説明ページも増やす方針にしました。
選びサイト
楽天市場やYahooショッピングの商品を、条件で探しやすくする検索サイトです。
現在は収納ケースやドール服など、条件検索に向いているカテゴリを中心にしています。
- 商品カテゴリごとの入口を用意
- サイズや用途などの条件を検索導線にする
- Google検索で特定カテゴリの入口が見つかりやすいようにする
単なるキーワード検索では見つけにくいものを、条件から探すことを目的にしています。
ひとことメモ
聞きづらいことを、1問だけリンクにして相手へ送れる質問メモサービスです。
- ログインなしで回答できる
- 長いフォームではなく、1問だけ聞く体験に絞る
- 本音・確認・感想を軽く聞きたい場面を想定
機能を増やすよりも、使う場面が分かりやすいことを優先しています。
Tools JP
日本の暮らしとお金に関するオンラインツール集です。
- 手取り計算
- 税金計算
- 生活費・年収の壁
- 郵便・住所入力
- 補助金・給付金の申請準備
Cloudflare Pagesで公開しており、検索されやすい単位で個別ツールページを増やしていく構成にしています。
やったこと
1. sitemap と robots.txt を整える
新規サイトは、まずSearch Consoleに登録して、サイトマップを送信しました。
ただし、Search Consoleのサイトマップレポートはすぐに正しく反映されないことがあります。実際にHTTP 200で取得できていても、管理画面では「取得できませんでした」と表示されるケースがありました。
そのため、確認は次の順番で行いました。
- ブラウザまたはcurlで sitemap.xml が取得できるか
- robots.txt からサイトマップURLが見えるか
- ページ自体が noindex になっていないか
- Search ConsoleのURL検査で個別URLを確認する
2. トップページだけに頼らない
新しいサイトはドメインの評価も低く、トップページだけで検索流入を取るのは難しいです。
そこで、次のような入口ページを増やす方針にしました。
- 何から始めるかを説明するチェックリスト
- 具体的な使い方が分かるサンプルページ
- カテゴリ別・用途別の検索入口
- FAQや対象者を明確にする説明文
サイト改善ミニ診断では、最初の説明ページとして次のページを追加しました。
3. 外部の公開ページを作る
検索だけに頼らず、個人開発サービスを紹介できる場所にも登録しました。
- Tsukutta
- 個人dev
- Qiita
こうした場所に載せる目的は、直接大量流入を狙うというより、次の3つです。
- 新しいサイトを発見してもらう入口を増やす
- 外部からの自然な参照リンクを作る
- サービスの説明文を第三者プラットフォーム上にも残す
気をつけたこと
同じ文章をそのまま使い回さない
複数のプラットフォームに同じ紹介文を貼ると、ただの宣伝に見えやすくなります。
そのため、各サイトは同じURLでも、文脈を変えて紹介するようにしました。
- Qiitaでは技術・運用寄り
- 個人devではプロダクト紹介寄り
- Tsukuttaではアプリカードとして短く説明
「作りました」だけで終わらせない
個人開発の紹介は、作ったものを貼るだけだと読まれにくいです。
最低限、次のどれかを入れるようにしています。
- なぜ作ったか
- どんな課題を解決するか
- どう公開・運用しているか
- 今後どう改善するか
まとめ
個人開発サイトは、公開しただけではなかなか見つけてもらえません。
小さなサイトほど、次のような地味な作業が効いてきます。
- Search Consoleに登録する
- sitemap / robots.txt / noindex を確認する
- 検索意図に合う説明ページを増やす
- 外部の紹介ページを作る
- 同じ文面を使い回さず、平台ごとに文脈を変える
すぐに大きな流入が来るものではありませんが、検索・外部リンク・紹介ページを少しずつ積み上げることで、後から見つけられる入口を増やせます。