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【Code for IBM i】Db2 for i のAI連携機能を使ってみました

Last updated at Posted at 2025-06-03

はじめに

VS CodeのIBM i 向け開発環境を提供するCode for IBM i は、さまざまな機能を提供していますが、今回はAIとの連携機能を試しに使ってみました。
Code for IBM i のインストールについては、この記事が参考になりますので、ぜひ一読ください。
Code for IBM i をぼちぼちはじめてみる①インストール編

設定方法については、こちらの情報を参考にしました。
Code Assistant

前提条件

この機能を利用するためには、VS CodeにAIの拡張機能を導入する必要があります。
ガイドではGitHub CopilotとContinueの2つについて紹介されています。今回はGitHub Copilotを使ってみました。
GitHub Copilotの導入に際してはGitHub IDが必要になります。詳細はこちらの情報が参考になると思います。
GitHub Copilot のクイック スタート
GitHub Copilot

image.png

GitHub Copilot Chatも導入しましょう。

使い方

  1. アイコンからIBM iに接続します。
  2. 以下の要領でCopilot Chatを開始します。
    image.png
  3. 開始するとこんな感じになります。
    image.png
    このChatを使っていろいろ試してみます。
  4. Db2 for i へ要求を投げる場合は、チャットの入力画面の最初に"@db2i"と入力します。
    image.png
  5. 例えば、「sample.employeeテーブルのカラム情報を得るにはどうしたら良いですか?」と入力してみると以下のような答えが返ってきます。
    image.png
  6. もう少し高度なことをお願いしてみましょう。「sample.departmentテーブルを活用する方法を教えてください」と入力してみると以下のような答えが返ってきます。
    image.png
  7. 試しにこんなことを聞いてみました。「sample.employeeテーブルのデータを表示してください」
    image.png
    流石に教えてくれませんでした。
    この機能の説明は以下のURLにありますが、この機能でできないこととして以下の記述があります。
    Code Assistant
    ・お客様のテーブル、ビュー、プログラムなどからデータを送信しません。
    ・IBM i システムからユーザー情報を送信しません。
    ・お客様のシステムから取得したデータを使用して外部サービスをトレーニングしません。
    ・ユーザーが AI 機能を使用していない場合、いかなるサービスに対してもリクエストを送信しません。

SQLの生成などのプログラミングのサポート機能としては使えそうな機能ですので、興味のある方は使ってみてはいかがでしょうか?

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