Macでtar.xzとかtar.gzとか使う機会があったのでメモ
tar? xz? gzip?
tar.gzとかいう圧縮ファイル、MacやらLinuxやらでよく見るけど、そもそも何なんだって話で。
tar
➡︎ tape archivesの略でもともと磁気テープなどにバックアップをするときなどに使われた。
複数ファイルを一つにまとめた、いわゆる「アーカイブ」
gzip
➡︎ ファイル圧縮方式の一つ、ZIPとはにて非なるもの。複数ファイルの圧縮ができない。
xz
➡︎ gzipと同様、ファイル圧縮方式の一つ。gzipより圧縮率が高いらしい。
まとめると・・・tarはアーカイブでxz, gzipは圧縮(ファイルサイズ縮小)
xz, gzipは複数ファイルに対応していないので、tarしてからgzipとか面倒くさい感じになる。
tar.gzとかtar.xzを扱うコマンドたち
tar.xz(アーカイブ + xz圧縮)ファイル作成
$ tar cJvf archive.tar.xz dir/
ディレクトリに入っていない場合
tar cJvf archive.tar.xz prefix*
tarアーカイブしたあとxz圧縮の場合
tar cvf archive.tar dir
xz -v archive.tar
tar.gz(アーカイブ + gzip圧縮)ファイルの場合
tar czvf archive.tar.gz dir/
tarアーカイブしたあとgzip圧縮の場合
tar cvf archive.tar dir
gzip -v archive.tar
一括で展開(gzipもtarも同じコマンドでOK)
tar xvf archive.tar.xz
xz展開だけ
unxz -v archive.tar.xz
gzip展開だけ
gzip -dv archive.tar.gz