2021年3月12日に、E資格2021#1の科目ごとの結果がJDLAから公開されました。
その結果はこちらです。
| 科目 | 平均得点率(%) |
|---|---|
| 応用数学 | 69.65 |
| 機械学習 | 72.14 |
| 深層学習 | 67.80 |
| 開発環境 | 78.39 |
そうであれば、全科目の正答数を合計した平均点は
\frac{69.65\% + 72.14\% + 67.80\% + 78.39\%}{4}=72.00\%
なのでしょうか。
おそらく違います。
合格発表の日、合格者はTwitterに各自の科目ごとの平均得点率を書き込んでいます。
その書き込みを見ると、科目ごとに平均得点率にある傾向が見られます。
| 科目 | 平均得点率の一部(%) | 刻み幅(%) |
|---|---|---|
| 応用数学 | 75, 83, 92, 100 | 8,9 |
| 機械学習 | 75, 83, 92, 100 | 8,9 |
| 深層学習 | 88, 90, 91, 92 | 約1 |
| 開発環境 | 75, 83, 92, 100 | 8,9 |
応用数学、機械学習、開発環境は8,9%固定の刻みになっています。
この8,9%という値から、それぞれの問題数は12問であることが
推定されます。
| 正答数 | 得点率(%) |
|---|---|
| 9 | 75 (=9/12) |
| 10 | 83 (=10/12) |
| 11 | 92 (=11/12) |
| 12 | 100 (=12/12) |
つまり、応用数学、機械学習、開発環境の問題数の合計は
12+12+12=36問であることが推定されます。
その一方で、E資格の総問題数は 102 問程度であると言われています。
そうであると仮定すると、深層学習の問題数は102-36=66問になります。
つまり、科目ごとの問題数は以下のようになります。
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 応用数学 | 12 |
| 機械学習 | 12 |
| 深層学習 | 66 |
| 開発環境 | 12 |
4科目の配分が同じであると仮定した場合と、
4科目の配分が上の表(深層学習の問題数が66問)であると仮定した場合とで
それぞれの総得点率を計算してみましょう。
ここで、JDLAから通知された自分の得点が以下の得点率だったと仮定します。
| 科目 | 得点率(%) |
|---|---|
| 応用数学 | 100 |
| 機械学習 | 100 |
| 深層学習 | 58 |
| 開発環境 | 100 |
4科目の配分が同じであると仮定すると、総得点率はこちらです。
\frac{100\%+100\%+58\%+100\%}{4}=89.50\%
一方で、4科目の配分が異なる(深層学習の問題数が66問)場合を計算してみます。
まず、科目ごとの正答数を計算します。
| 科目 | 得点率(%) | 問題数 | 正答数 |
|---|---|---|---|
| 応用数学 | 100 | 12 | 12 (=12*100%) |
| 機械学習 | 100 | 12 | 12 (=12*100%) |
| 深層学習 | 58 | 66 | 約38 (=66*58%) |
| 開発環境 | 100 | 12 | 12 (=12*100%) |
正答数を元に、総得点率を計算します。
\frac{12+12+38+12}{12+12+66+12}*100=72.54\%
同じ配分の場合とは全く異なる総得点率になりました。
ご自身の総得点率が気になる人は、一度計算してみてはいかがでしょうか。
なお、上記の計算において、問題ごとに重みがあることは仮定していません。