わかりにくい
今回、s3に最新のOpatchとRUをアップロードするという必要があったが、この最新の、というのと、Opatch, RUがどこからダウンロードできるのか、というのが非常にわかりにくかったので、
何がわかりにくかったかをメモする。
TL;DR
p6880880_230000_Linux-x86-64.zip
のように、6880880のような番号はOpatchの
バージョンではなく、Opatchというもの自体に紐づくもの。
その番号をもとに、次のようなURLからダウンロードする(オラクルアカウントへのログインと、権限付与は必要)のが楽。
https://updates.oracle.com/download/38632161.html
なぜかダウンロードできない
ダウンロードページからダウンロードするも、テストページみたいなところに飛ばされて、ダウンロードできないという状態になった。
これは再リリースになったようで、一時的に閉じられていたのが原因だった。
サポートに問い合わせることで気づけた。
現在、19.30 で次の事象が報告されております。
DBRU 19.29 および 19.30 に含まれる修正 34352668 は RAC データベースの破損およびリカバリに影響する REDO 破損を引き起こす可能性があります。KB867473
この事象が発生しうるため、現行の19.30(および19.29)はダウンロードが
出来ないようになっております(同RUに関連するドキュメント等もご閲覧
できないような状況となっております)。
該当の事象が発生しないように考慮したものを後日リリース予定です。
なお、リリースの期日等は確定しておりません。
再リリース中なので、一時的に閉じてます、の一言を書いててほしい。。
このような更新をキャッチするRSSのような仕組みがあればいいと思ったが現状は無さそうだった。
6880880
これはパッチ番号のようなものと思っていたが、
確かにパッチ番号ではあるのだが、
パッチごとに一意な数字ではなく、
最新のOpatchであれば全てこの番号がついている、というものらしい。
つまり
p6880880_230000_Linux-x86-64.zip
の次にリリースされるOpatchも
p6880880_230000_Linux-x86-64.zip
である。
これは、自分が想定していたバージョンを番号で管理する方法とは違った形での数字の割り振りだったので、わかりにくかった。
230000、190000などは、オラクルのメジャーバージョンを指す。
RU
RUについても同様で、
こっちは、
38632161
が番号らしい。
(末尾にこれについて追記しました2026/08/12)
見つけ方
38632161や、6880880
をダウンロードページの検索窓に打ち込むのが一番確実で、そのような手順を書いてある記事が多い。
フィルター機能は、上手く機能しないことが多かった。
(macbookのchrome,safariで確認)
フィルターで見つけるのは無理なことがあるからか、フィルターで見つけろ、の記事は見かけなかった。
次のようなダウンロードページから、モジュールの番号をもとに見つけるのが良い。
例. RUの場合
https://updates.oracle.com/download/38632161.html
じゃあバージョンは存在しない?
OPatchバージョンはversion.txtというファイルに記載がある。
RUには、README.htmlに記載がある。
しかし、前述したとおり、どのバージョンをダウンロードしてもファイル名は、
p6880880_230000_Linux-x86-64.zip
のようなもので、バージョンはファイル名はからはわからない。
そもそもOpatch,RUとは何か。
geminiの説明を記載する。
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Opatchとは
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Oracle製品にパッチを適用したり、現在適用されているパッチを確認したりするためのJavaベースのコマンドライン・ユーティリティです。
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役割: パッチ適用の実行、ロールバック(取り消し)、適用状況の履歴確認。
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特徴: Oracle Homeごとにインストールされており、最新のパッチを当てるためには、まずこの「OPatch」自体を最新版に更新するのが鉄則です。
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主なコマンド: opatch apply(適用)、opatch lsinventory(一覧表示)。
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RUとは
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2017年(Oracle 12.2以降)から導入されたパッチの提供形態のことです。
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中身: セキュリティ修正、バグ修正、および(稀に)機能強化が含まれます。
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頻度: 四半期に一度(1月、4月、7月、10月)リリースされます。
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累積性: RUは「累積的」です。例えば、7月のRUには4月の修正もすべて含まれているため、常に最新のRUを1つ当てれば最新状態になります。
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Opatchが修正内容と思っていたが、違って、Opatchは修正を適用する仕組み側らしい。修正内容はRUだった。
ハッシュ値チェック
ダウンロードページの、View digestに、ハッシュ値の記載があるのでダウンロードしたものとアップロードされたそれを確認するためにハッシュ値チェックを行った。
- マックブックでfinderで開き、中のREADMEを読んだりしてしまうと、
隠しファイルが生成され、ハッシュ値が一致しなくなってしまうので注意。 - S3にアップロードした後にハッシュ値チェックすることはできないので、S3にアップロードするタイミングでハッシュ値チェックするなどが選択肢になる
アカウントの作成、権限付与のプロセスも必要
スキップしていたが、社内でアカウント作成し、ダウンロード権限を付与してもらうことも必要で、このUIも過去手順から変わっていて、非常に手間だった。
その他のエラー
ダウンロードページに飛ぶと、
400 Bad Request
Request Header Or Cookie Too Large
のエラーになることが何度かあり、これはブラウザのキャッシュクリアで解消できた。
何がわかりにくかったかのまとめ
- ダウンロードできない、がブラウザ、権限起因を疑っていたが、再出荷で閉じていた。
- ダウンロードページのフィルターが上手く効かない
- UIの変更やフィルター機能が効かないなど、UXが悪い
- バージョン名の番号の振り方が独特で、知っていればわかりやすいが、知っていなければミスリードされてしまう。
以上
追記(2026/08/12)
RUについても同様で、
こっちは、
38632161
が番号らしい。
19.30が38632161
のような番号の割り当てを調べるには、次のような記事を見つけること。
https://support.oracle.com/support/?anchorId=&kmContentId=888&page=sptemplate&sptemplate=km-article