概要
- Ubuntu 18.04 LTS Desktop の設定がデフォルトの時 Alt+` のショートカットが正常に機能しない
- 原因はデフォルトキーボードショートカット
- メニュー上では Disabled だが、実際には Alt+` に割り当てられている操作がある
- Switch windows of an application のショートカットにキーを割り当てれば良い
Ubuntu 18.04 LTS Desktop での Alt+` 操作
Linuxを使う際、日本語入力への切り替えに Alt+` を割り当てている人は多いだろう。しかしながら Ubuntu 18.04 LTS Desktop でこのキー操作を行った場合、画面中央に使用中のアプリケーションアイコンが出現するだけである。
- fcitx などで Alt+` キーを入力切替用のキーに設定するなど、何かしらの対応をしても Alt+` キーのショートカット操作は機能しない。
ショートカットキーが機能しない原因について
この動作仕様は、デフォルトキーボードショートカットで Alt+` が
Switch windows of an application
に割り当てられていることによるものである。この問題を解決するために
Settings>Devices>Keyboard
からショートカットの設定を確認する。
ショートカットキーの表示バグ
Switch windows of an application
の項目はデフォルトではDisabled
になっているが、実際には Alt+` キーが割り当てられている。メニュー表示の上でだけDisabled
となるバグのようだ。
問題の回避
根本的な解決にはならないが
Switch windows of an application
に何か別のショートカットを割り当てることで Alt+` キーが機能しない問題は回避できる。