🗂 アジェンダ
- 概要
- 各指標の説明
- BMI
- 腹囲
- 体脂肪率
- 血液検査(コレステロール・血糖・尿酸)
- 標準値と改善方法
- 測定頻度
- まとめ
📝 概要
本記事では、健康診断で得られる以下の指標について解説し、標準値との比較や改善方法を紹介します。
- 体重・BMI・腹囲・体脂肪率
- 血液検査(コレステロール・血糖・尿酸)
健康診断の結果を正しく理解し、日々の生活習慣の改善に役立てましょう。
📊 各指標の説明
BMI(Body Mass Index)
BMIとは、身長と体重から算出される体格指数です。肥満度の目安として広く使われています。
- 計算式:
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)^2 - 標準値:18.5 ~ 24.9
腹囲
腹囲は内臓脂肪の蓄積を示す指標で、メタボリックシンドロームの診断基準にも使われます。
- 男性:85cm未満
- 女性:90cm未満
- 内臓脂肪
- 内臓脂肪は、胃や腸など内臓の周囲に蓄積される脂肪です。過剰に増えると糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こすリスクがあるため注意が必要ですが、皮下脂肪に比べてエネルギーとして燃焼しやすいため、適度な運動や食事改善で減らしやすいのが特徴です。
体脂肪率
体脂肪率とは、体重に占める脂肪の割合を示す数値で、体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100で計算されます。
- 男性:10%~19%
- 女性:20%~29%
健康診断の結果に主要な指標と正常範囲
- 総コレステロール ~199
- HDコレステロール 40~
- LDコレステロール ~119
- 中性脂肪 ~149
- non-HDL-c ~149
- 血糖 ~99
- 尿酸
🧘♂️ 標準値と改善方法
BMIの改善方法
| BMI範囲 | 対策 |
|---|---|
| 40以上(肥満4) | 医療介入が必要 |
| 30〜40 | 食事制限+有酸素運動 |
| 25〜30 | 食事制限+無酸素運動 |
| 22〜25 | 理想的な範囲 |
体脂肪率の目安
| 体脂肪率 | 状態 |
|---|---|
| 20%〜10% | 一般男性の理想 |
| 10%〜7% | サッカー選手レベル |
| 6%〜4% | ボディビルダー |
📅 測定頻度の目安
| 指標 | 測定頻度 |
|---|---|
| BMI(体重) | 毎日 |
| 腹囲 | 週1回 |
| 体脂肪率 | 月1回 |
| 健康診断 | 年1回 |
✅ まとめ
健康診断の数値は、日々の生活習慣を見直すための重要なヒントです。特にBMI、腹囲、体脂肪率、血液検査の結果は、肥満や生活習慣病のリスクを把握するうえで欠かせません。
定期的な測定と記録を行い、無理のない範囲で改善を目指しましょう。この記事が、皆さんの健康管理の一助となれば幸いです。

