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SvelteKitのルーティングとローディング

Last updated at Posted at 2023-11-28

SvelteKitの役割

  1. ルーティング
  2. ローディング
  3. レンダリング

ルーティング

src/routesディレクトリ内に新規ディレクトリと、+page.svelteファイルを作ると新しいページが作成される。
ディレクトリ名がそのままページのパスになる。
Group 4.png
例えば上記の場合、/のほか、/about/editというページが存在する。

パスをidに応じて変えたい

たとえば、商品詳細ページで、商品カテゴリごとにパスを変えたい場合
(products/pastaや、products/breadみたいな)

image.png
[]をつかう。

<li>
	<a href="products/bread">パン</a>
</li>
<li>
	<a href="products/pasta">パスタ</a>
</li>

他のページからリンクできる。

共通パーツ

ヘッダーやフッターなどの、共通したコンテンツを表示したい場合、src/routesディレクトリ直下に+layout.svelteファイルを作成して、ここに共通パーツを入れておく。
共通のcssやJavaScriptはここで読むと良い。

<slot />を忘れるとコンテンツが表示されなくなってしまうので注意

src/routes+layout.svelte
<script>
	import '../app.css';
</script>

<slot />

routes直下の+layout.svelteファイルは全ページで適用される(サブディレクトリ内のものにも適用)。

ページごとに特定のレイアウトを適用したい場合は、サブディレクトリ内にも+layout.svelteファイルを作成することができる。
サブディレクトリ内のレイアウト設定は、親ディレクトリには影響しない。

ローディング

各ページ用のディレクトリに+page.server.jsを作成する。

load関数

load関数はサーバーサイドで、ページにアクセスするたびに実行される。
クライアントサイドにJavaScriptが読まれる前にデータを取得できる。
サーバーサイドでフェッチ→データを確認→クライアントサイドにデータを渡す
ができるようになる。

実際に使ってみる

サーバーサイドでランダムな整数を作る処理を作成

+page.server.ts
// minとmaxの間でランダムな整数を返す関数
const random = (min: number, max: number) => {
	return Math.floor(Math.random() * (max - min + 1)) + min;
};

// load関数は非同期である必要がある
export async function load() {
	// ランダムな数を生成
	const randomNumber = random(1, 151);
	// 生成された数をpropsとして返す
	return {
		props: {
			randomNumber
		}
	};
}

クライアントサイドで受け取る

+page.server.tsで渡したデータは、dataに入っている。
export let data;で受け取ることができる

+page.svelte
<script>
	export let data;
	console.log(JSON.stringify({ data }, null, 2));
</script>

▼ 受け取ったdata

console
{
  "data": {
    "props": {
      "randomNumber": 64
    }
  }
}

+page.server.jsのデータは、同じディレクトリ内でしか利用できないが、+layout.server.jsに書くと、そのディレクトリ下すべてで使える様になる。

いろんなファイルまとめ

たくさん似たような名前のファイルが出てきましたね。。。

ファイル 説明
+page.svelte クライアントサイドで表示されるページを定義できる
+page.server.js 同じディレクトリ内で定義したページが表示されるときにサーバーサイドで毎回実行される
+layout.svelte サブディレクトリも含めたレイアウトを定義できる
src/lib このディレクトリは、すべてのルートからアクセスできる場所で、複数の場所からコードが使われる場合はここにファイルを置く。
$libでアクセス可能になる。例→'$lib/images/svelte-logo.svg';
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