LoginSignup
4
3

More than 5 years have passed since last update.

GR-PEACH + AzureでIoTを試す(組込みデバイスの情報をクラウドにあげるまで)

Posted at

Visual Studio 2015のインストール

  1. https://www.visualstudio.com/downloads/download-visual-studio-vs から無償版のCommunity Editionをダウンロード
  2. カスタムインストールで下記2つにチェックをつけてインストールする。
  • Microsoft SQL Server Data Tools
  • Web Developer Tools

Microsoft .NET Micro Frameworkのインストール

  1. https://netmf.codeplex.com/ から最新版をダウンロード
  2. MicroFrameworkSDKを実行してインストールする
  3. netmfvs14を実行してVisual Studio 2015と関連付けを行う image

Azure SDKのインストール

  1. http://azure.microsoft.com/ja-jp/downloads/ へアクセスしてVS2015を選択する image
  2. ダウンロードされたファイルを実行し、インストールを進める

ファームウェアのインストール

  1. http://netmf4mbed.codeplex.com/ からファームウェアをダウンロード
  2. ダウンロードしたzipファイルのプロパティを開き、ブロックを解除した上で解凍する。解凍すると、tinyclrnbl.binファイルができる。
  3. GR-PEACH外側のUSBコネクタと接続する。
  4. PCでドライブとして認識されるので、そのドライブに先ほどのtinyclrnbl.binを保存する。
  5. 完了すると再マウントされる
  6. PCからUSBを抜き、GR-PEACHからUSBを抜く

デバイスドライバーインストラーのダウンロード

  1. http://aka.ms/IoTKitHoLPDD からGRPeach_NETMF_Driver.zipをダウンロード
  2. zipファイルを展開し、中身のINSTALLを実行する
  3. https://www.visualstudio.com/ja-jp/products/code-vs.aspx からGR-PEACHの内側のUSBコネクタにUSBケーブルを接続し、PCに接続する。
  4. .NET Micro Framework Deployment Toolを開き、Deviceに"USB"を指定すると、"GR_PEACH_GR_PEACH"と表示されることを確認する。 スクリーンショット 2016-03-29 17.12.29.png
  5. メニューから『Target』 → 『Configuration』 → 『Network』を選択(仮想環境(VB)のWindows10からだとエラー"Device has old or unsupported configuration"が発生する。解決方法知ってる方は教えてください)
  6. Network Configurationダイアログが開くので、MAC Addressを変更してUpdateボタンを押す
  7. メニューから『Manage Device Keys』 → 『Update SSL Seed』を選択する。テキストボックスに"Update Complete!"と表示されれば成功(SSLが使えるようになる)。

Visual Studio 2015でアプリ開発

  1. Visual Studio 2015を開く
  2. メニューの『ファイル』 → 『新規作成』 → 『プロジェクト』を選択
  3. 『Visual C#』 → 『Micro Framework』 → 『Console Application』を選択してOK
  4. ソリューションエクスプローラー上でプロジェクトを右クリックしてプロパティを選択
  5. 『.Net Micro Framework』タブの『Deployment』 → 『Transport』でUSBを選択
  6. Deviceに"GR_PEACH_GR_PEACH"が表示される スクリーンショット 2016-03-31 11.35.29.png
  7. Program.csを開く
  8. 10行目にブレークポイントを置く
  9. 開始ボタンを押す(仮想環境(VB)のWindows10からだとエラー発生)。F10を何度か押してプログラムを完了させると出力に"Hello World!"の表示が確認できる。

組込みデバイスをAzureへ接続する

  1. イーサネットケーブルを接続する
  2. http://aka.ms/IoTKitHoLV3Support からzipファイルをダウンロードして解凍する(以後支援ファイルと呼ぶ)
  3. Visual Studio 2015でPinKitIoTHubAppフォルダ内のPinKitHubApp.slnを開く
  4. HandsOn.csを開き、実行ボタンを押す
  5. TryConnect()内でブレークするので続行ボタンを押す
  6. 出力ビューに"Hello - xxxxxx"と表示される iot2.png
  7. ここまで確認できたらデバッグを中止する

プロジェクトをWebに公開するためのAzureの設定

  1. http://portal.azure.com へアクセスしてサインインする
  2. メニューから『新規』 → 『WEB + モバイル』 → 『Mobile App』を選択
  3. アプリ名、サブスクリプション、リソースグループを入力する
  4. App Service プランを新規登録する(プラン名は適当、場所はJapan West、価格レベルはD1 Shared) スクリーンショット 2016-03-31 16.13.30.png
  5. ダッシュボードにピン留めするをチェックして作成ボタンを押す
  6. 作成されたMobile Appの『設定』 → 『クイックスタート』 → 『Windows C#』 → 『Connect a database』を選択
  7. 『Add』 → 『必要な設定の構成』 → 『新しいデータベースの作成』を選択
  8. 名前に"IoTHoLDB"と入力し、価格レベルに"Basic"を選択
  9. 『サーバー 必要な設定の構成』を選択
  10. サーバー名を適当に入力、サーバー管理者ログインに"iotadmin"と入力、パスワードと場所を適宜入力してOKを押す スクリーンショット 2016-03-31 16.32.11.png
  11. OKを押してData Connectionを作成する
  12. 『Create a table API』 → 『Backend language:』でC#を選択してDownloadボタンを押し、適当なフォルダに保存、zipを解凍する

プロジェクトをWebに公開する

  1. 解凍したslnファイルをVisual Studio 2015で開く
  2. メニューの『ビルド』 → 『ソリューションのリビルド』を選択し、リビルドを行う
  3. ソリューションエクスプローラー上でDataObjectsを右クリックし、『追加』 → 『クラス』を選択
  4. "DeviceEntry.cs"という名前で追加を押す iot3.png
  5. 以下のようにDeviceEntry.csを編集して保存する(xxxxxxxxxxの部分は適宜変更)
DeviceEntry.cs
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Web;

namespace xxxxxxxxxxService.DataObjects
{
    using Microsoft.Azure.Mobile.Server;
    public class DeviceEntry : EntityData
    {
        public string DeviceId { get; set; }
        public bool ServiceAvailable { get; set; }
        public string IoTHubEndpoint { get; set; }
        public string DeviceKey { get; set; }
    }
}
  1. ソリューションエクスプローラーで"DataObjects"フォルダを右クリックし、『追加』 → 『新規スキャフォールディングアイテム』を選択し、『Azure Mobile Appsのテーブルコントローラー』を選択する
  2. モデルクラスに"DeviceEntry"を選択し、データコンテキストクラスをコンボボックスから選択し、追加を押す iot5.png
  3. ソリューションエクスプローラー上でプロジェクトを右クリックし、『公開』を選択
  4. "Microsoft Azure App Service(A)"を選択し、表示に"リソースの種類"を選択する。Movile App以下のプロジェクトを選択し、OKを押す。 iot6.png
  5. "Webを発行"ダイアログが開かれるので、"次へ"を選択して構成を"Debug"に変更する。 iot7.png
  6. 『発行』を選択すると、Azureに配置され、ブラウザでMobile Serviceのトップページが表示される iot8.png

組込みデバイスのアプリにMobile App接続情報を追加する

  1. これまで作業していたVisual Studio 2015とは別にもう一つVisual Studio 2015を起動し、PinKitIoTHubAppプロジェクトのHandsOn.csを開く。
  2. 1,2行目のコメントアウトを外す iot9.png
  3. IoTHoLConfig.csを開き、8行目のDeviceEntryEndPointの[MobileAppName]の部分をサービス名に置き換える iot10.png iot11.png
  4. HandsOn.csのEntryDeviceにブレークポイントを設定して開始を押し、ステップ実行で動作確認する。

組込みデバイスから登録された情報をWebに公開する

  1. 支援ファイルのStep2フォルダ内の"DeviceEntry.html", "DeviceEntry.js", "DeviceEntry.css"をMobile Appプロジェクトに追加する iot12.png
  2. DeviceEntry.jsを開き、2行目のmobileAppNameにサービス名を設定する iot13.png
  3. ソリューションエクスプローラー上でプロジェクトを右クリックし、"公開"を選択し、発行をクリックしてクラウド側のサービスを更新する。
  4. ブラウザで表示されたらURLにDeviceEntry.htmlを追加してアクセスすると、下記のようにデバイスの情報が表示される。 iot14.png

参考

4
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
3