1. はじめに
仕事を振られたとき、
「いつまでにやりますか?」
この質問に即答できない場合、あなたはこのタスクをやる気がないです。
あなたが上司だったら、部下に仕事を渡すときに期限をきる。
あなたが部下だったら、振られた仕事に自分で期限をきる。
期限、きってますか。
2. 期限設定の重要性とは?
1. 優先順位の明確化
あたりまえですが、期限をきらないとタスクがいつまでに完了しなければならないかが分かりません。
仕事の優先順位もつけられません。
仕事の依頼をするとき、依頼されたとき、期限を切りましょう。
2. 仕事に緊張感がうまれる
期限があることでタスクに対する緊張感が生まれます。
「あと〇日で終わらせなければ」という意識が、どうやってやるかを考えるきっかけになり、あなたの脳みそをフル回転させます。
3. 進捗確認と管理
期限を設定することで、進捗が予定通りかどうかを上司やプロジェクトメンバーが確認しやすくなります。
途中で調整が必要な場合、早い段階で発見できないとリカバリも出来ませんから。
先手を打たないと後でシヌ!
3. 期限設定のコツ
1. SMARTな期限を設定する
特に重要なのが、「具体的 (Specific)、測定可能 (Measurable)、達成可能 (Achievable)、関連性のある (Relevant)、期限を持つ (Time-bound)」というSMARTな基準を意識することです。
例:「次のミーティングまでに」よりも「来週金曜日の17時までに資料を提出する」と具体的にすることで、タスクの進行がイメージしやすくなります。
2. なるべく細かくタスクを分割し、小さな期限を設定する
大きなタスクには小さな期限を設けることも効果的です。
例えば、3か月後が期限のプロジェクトであっても、1週間ごとのマイルストーンを設定すると進行状況が可視化され、修正が容易になります。
弊社ではタスクを2時間単位で実行可能なレベルまで分割しているメンバーもいます。
3. 「バッファ」を確保する
予想外の事態は必ず発生します。絶対。
あらかじめ余裕をもったバッファ期間を設定しておきましょう。
4. パーキンソンの法則
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
期限を切らないと、そのタスクの実行時間は膨らみ続けます。
4. まとめ
「明日やろうは馬鹿野郎」
期限きったらやりとげましょうね。