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⚡製図革命2.0⚡draw.io で図を作る AI スキルを作ってみた🚀

Last updated at Posted at 2026-01-15

こんにちは、「図を AI に描かせたい欲」が止まらないアーキテクトのやまぱんです 😊
補足コメントや質問、いいね、拡散、ぜひお願いします 🥺!
間違っていたら 優しく 教えてください!

以前、「製図革命」として AG-Diagram Maker を紹介しました。
https://qiita.com/aktsmm/items/5dc37c60cadb61be659d

今回はその アップグレード版 として、内容も改善しつつ「スキル」という形でパッケージ化した話をします。
SKILL NINJA を使えばワンクリックでインストールできます 🎉

TL;DR

  • 以前紹介した「AG-Diagram Maker」を スキル としてパッケージ化した
  • SKILL NINJA 拡張機能で ワンクリックインストール できる
  • 「アーキテクチャ図を作って」と頼むと 編集可能な .drawio ファイル が出力される
  • Azure アイコンは azure2 形式を使わないと VS Code で表示されない(ハマりポイント)

Agent Skills とは?
AI エージェントに専門知識を教える「手順書パッケージ」です。

  • Tool: 「できること」を増やす(API 呼び出し、ファイル操作など)
  • Instructions: 常に守るルール(命名規則、文体など)
  • Skills: 必要なときだけ読む手順書(ワークフロー、複雑な判断など)

Skills = Instructions の構造化・標準化・パッケージ化 と考えると分かりやすいです!
詳しくはこちらの記事で解説しています 👇

https://qiita.com/aktsmm/items/08eef2cdeeb0a32b69a2

前提条件

  • VS Code がインストール済み
  • GitHub Copilot 拡張機能が有効(Agent モードが使えること)
  • Draw.io Integration 拡張機能がインストール済み
  • SKILL NINJA 拡張機能がインストール済み(手動導入の場合は不要)
  • 良い言語モデルを使う: 出力品質はモデル依存です。Claude Opus 4.5 など高性能なモデルを選びましょう 🧠

「Mermaid + AI」vs「draw.io + AI」

方法 初期作成 あとから編集 向いてる図
Mermaid + AI 爆速 △ コード修正 シーケンス図、README 埋め込み
draw.io + AI(本スキル) 爆速 ○ GUI で即反映 クラウド構成図、提案資料

本スキルの価値 = 「AI で叩き台 → GUI で仕上げ」

Mermaid は修正するたびにコードを書き換える必要がありますが、draw.io なら GUI でドラッグするだけ
「あとで何度も直す図」には draw.io + AI がおすすめです!


過去記事からの進化

前回の「AG-Diagram Maker」から何が変わったのか、比較表にまとめました!

項目 前回(AG-Diagram Maker) 今回(drawio-diagram-forge スキル)
導入方法 リポジトリを clone SKILL NINJA でインストール
形式 VS Code ワークスペース スキル(SKILL.md + references/)
配布 GitHub リポジトリ Agent-Skills リポジトリ(公開)
Azure アイコン mxgraph.azure.* azure2 形式に統一(修正済み)
使い方 @flow-orchestrator を指定 スキルが自動認識

ポイント: 「リポジトリを clone する」から「スキルをインストールする」へ進化しました 🎉
手軽さが大幅にアップです!

SKILL NINJA でインストール → 図を生成してみる

SKILL NINJA とは?
AI コーディングアシスタント向けのスキル管理 VS Code 拡張機能です。100 以上のプリセットスキルをワンクリックで追加できます。
詳細はこちら → Skill を管理する "Agent Skill Ninja" MCP 対応 VS Code 拡張機能作ってみた ⚡

百聞は一見にしかず 👀

説明するより見たほうが早い!
Copilot Chat で「Azure と AWS を使った構成図を作って」と指示するだけで、編集可能な .drawio ファイル が生成されます 🚀

SKILL NINJA でインストール → Azure/AWS 構成図を生成

SKILL NINJA から「drawio-diagram-forge」をインストールして、Azure と AWS を使ったサービス構成図を生成している様子。

操作手順

  1. VS Code で SKILL NINJA 拡張機能を開く
  2. ソースリポジトリを追加: aktsmm/Agent-Skills を追加する
  3. 「drawio-diagram-forge」を検索してインストール
  4. Copilot Chat で「図を作って」と指示
  5. Azure/AWS アイコンを使った構成図が生成される!

ソースリポジトリの追加方法
SKILL NINJA の設定画面から「Add Source Repository」で aktsmm/Agent-Skills を追加してください。プリセットには含まれていないので、手動で追加が必要です。

かなり簡単ですね 💪

注意: 一部のアイコンがうまく反映されないこともあります。多少の手直しは必要ですが、「ゼロから描くよりだいぶ楽!」という感覚で使ってもらえれば 😊

drawio-diagram-forge スキルとは

スキルのファイル構成

ファイル 役割
SKILL.md メイン定義(いつ使うか、使い方)
references/mxcell-structure.md mxCell XML 構造リファレンス
references/cloud-icons.md Azure/AWS アイコン使用ガイド
references/style-guide.md ノード色、エッジスタイル
scripts/validate_drawio.py mxCell 検証スクリプト

SKILL NINJA を使わない場合

SKILL NINJA を使わない場合は、リポジトリから直接取得できます。

# Agent-Skills リポジトリを clone
git clone https://github.com/aktsmm/Agent-Skills.git

# drawio-diagram-forge スキルをワークスペースの .github/skills/ に配置
mkdir -p .github/skills
cp -r Agent-Skills/skills/drawio-diagram-forge .github/skills/

でも SKILL NINJA を使えばワンクリックなので、ぜひ使ってみてください 😊

できること

  • テキストから図を生成
  • 画像/スクリーンショットを編集可能な図に変換
  • Excel/Markdown からフローチャート生成
  • Azure/AWS アーキテクチャ図

「図を作りたい」と思ったら、このスキルに任せれば OK です 🚀

作成例:こんな図が作れます

過去記事で紹介した作成例をいくつか紹介します。すべて AI が生成したもので、手動での追記・整形はしていません

テキストから作成

現代人の一生をフローチャートにして

modern-life-flowchart.png

Excel からスイムレーン図を作成

inputs/Sample_procurement_request.xlsx からスイムレーン図で作成して

swimlane-from-excel.png

Markdown からアーキテクチャ図を作成

inputs/system-requirements.md の「アーキテクチャ概要」から図を作成して

azure-architecture.png

Azure アイコンもちゃんと使われています 🎉


今回の図ではざっくりとした指示しか与えていませんが、実際にはもっと様々なインプットに対応できます:

  • Excel: 一覧表やマトリクスから構成図を生成
  • 詳細設計書: ドキュメントから関係図やフローを抽出
  • スクリーンショット: 既存の図を編集可能な形式に変換
  • 要件定義: テキストベースの要件からアーキテクチャ図を作成

詳しい使い方は過去記事を参照してください 👇

技術的ポイント

ここからはちょっと技術的な話です。興味ある方だけどうぞ~!

draw.io ファイルの正体は XML

draw.io ファイルって、実は中身は XML なんです。

draw.io ファイルの基本構造
<mxfile generator="diagram-forge">
  <diagram>
    <mxGraphModel>
      <root>
        <!-- ルート(必須) -->
        <mxCell id="0" />
        <!-- デフォルト親(必須) -->
        <mxCell id="1" parent="0"/>
        <!-- ノード: vertex="1" -->
        <mxCell id="2" value="Start" style="rounded=1" vertex="1" parent="1">
          <mxGeometry x="100" y="100" width="80" height="40" as="geometry"/>
        </mxCell>
        <!-- エッジ: edge="1" -->
        <mxCell id="3" edge="1" source="2" target="4" parent="1"/>
      </root>
    </mxGraphModel>
  </diagram>
</mxfile>

mxCell 完全性ルール

必要な mxCell 数 >= 2 + ノード数 + エッジ数

  • id="0" - ルート(必須)
  • id="1" - デフォルト親(必須)
  • vertex="1" - ノード(箱、丸など)
  • edge="1" - エッジ(矢印、線)

3-Agent ワークフロー

詳細は過去記事を参照してもらうとして、概要だけ紹介します。

  1. flow-orchestrator: 入力を分析して、要件整理・方針決め
  2. manifest-gateway: 図を作るためのマニフェスト(中間成果物)を生成
  3. svg-forge: 図面を生成して自己検証し、完成品として出力

この 3 段階で「入力 → 中間表現 → 出力」という流れを作っています。
手戻りを減らすための設計ですね!

ハマりポイント:Azure アイコン

今回のスキルで一番頑張ったのは、クラウドサービス系のアイコンをちゃんと使う ようにしたところです!

AI に図を作らせると、Azure や AWS のサービスが「ただの四角形」で表現されがち。でもそれだと見栄えが悪いし、パッと見て何のサービスかわからない 😅

そこで、なるべく公式アイコンを使う ようにリファレンス(references/cloud-icons.md)を整備しました。

Azure アイコンは azure2 形式必須!

ただし、実際にスキルを使ってみたら、Azure アイコンが 青い四角形 になる問題が発生しました 😱

形式 Web 版 VS Code 版 判定
shape=mxgraph.azure.* × 青四角 ×
image=img/lib/azure2/**/*.svg

スキル側で azure2 形式に統一済み なので、利用者は気にしなくて OK です!
references/cloud-icons.md に正しいパスをまとめてあります 🎉

参考:XML の違い

旧形式(Web版でしか動かない)
<!-- ❌ これだと VS Code で青四角になる -->
<mxCell style="shape=mxgraph.azure.front_door;fillColor=#0078D4;..." />
新形式(どこでも動く)
<!-- ✅ azure2 形式を使おう -->
<mxCell style="aspect=fixed;image=img/lib/azure2/networking/Front_Doors.svg;..." />

主要アイコンのパス

よく使う Azure アイコンのパスをまとめておきます。

サービス SVG パス
Front Door img/lib/azure2/networking/Front_Doors.svg
App Service img/lib/azure2/compute/App_Services.svg
Azure AD img/lib/azure2/identity/Azure_Active_Directory.svg
Key Vault img/lib/azure2/security/Key_Vaults.svg
VNet img/lib/azure2/networking/Virtual_Networks.svg

教訓: スキルは必ず実際に使ってテストすべき。ドキュメント上は正しくても環境依存で動かないことがあります 😅

Progressive Disclosure 設計

スキルのロードは 3 段階になっています。

  1. メタデータ (name + description) - 常に読まれる (~100 語)
  2. SKILL.md 本文 - スキルがトリガーされたとき (<5k 語)
  3. references/ - 必要なときだけ (無制限)

これにより、必要なときに必要な情報だけをロードする設計になっています。
コンテキストウィンドウを効率的に使えますね!

ライセンス

スキルのライセンスは CC BY-NC-SA 4.0 です。
個人利用・学習目的なら自由に使えます。商用利用は NG なので、ビジネスで使いたい場合は別途ご相談ください 🙏

参考

  • drawio-diagram-forge スキル(今回作ったスキル)

  • Agent Skill Ninja(VS Code 拡張機能)

  • Agent Skill Ninja の紹介記事

  • AG-Diagram Maker(元リポジトリ)

  • Draw.io Integration(VS Code 拡張)

  • anthropics/skills(公式スキルリポジトリ)

  • 過去記事: ⚡ 製図革命 ⚡ まだ手で図を描いてるの?「あとで直せる図」を AI で作る 🚀

まとめ

  • 「製図革命」を スキル としてパッケージ化した
  • SKILL NINJA で ワンクリックインストール できる
  • Azure アイコンは azure2 形式を使うこと(VS Code で表示されない問題を回避)
  • 一部アイコンが反映されないこともあるけど、ゼロから描くよりだいぶ楽!

「図を描くのがめんどくさい」という方、ぜひ試してみてください 🚀
質問や感想があれば、コメントお待ちしています!

SKILL NINJA が便利だと思ったら、ぜひ ⭐ をお願いします!

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