4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

OpenAI活用法 by ナレコムAdvent Calendar 2023

Day 3

Microsoft Copilot Studioを日本リージョンで使うための設定

Last updated at Posted at 2023-12-04

image.png

本記事は OpenAI活用法 Advent Calendar 2023 by ナレコム の3日目の記事です。

OpenAI活用法 Advent Calendar 2023 by ナレコム ではGPTsを含めた最新のOpenAIの活用法について紹介します。

はじめに

「Microsoft Copilot Studio」は、Microsoftによって開発された先進的なソフトウェア開発アシスタントです。このツールは、プログラマーや開発者がより効率的にコードを書くのを支援するために設計されています。

主な特徴は以下の通りです:

  1. コード生成と補完:Microsoft Copilot Studioは、ユーザーが開始したコードに基づいて、関連するコードスニペットや機能を自動的に生成し提案します。これにより、開発者は時間を節約し、より複雑なタスクに集中できます。

  2. 自然言語処理:このツールは自然言語のクエリを理解し、それに応じたコードを生成する能力を持っています。例えば、「ユーザーのログイン機能を作成する」といった要望に対して適切なコードを提供します。

  3. 学習と適応:Microsoft Copilot Studioは、利用するほどにユーザーのコーディングスタイルや要件を学習し、よりパーソナライズされたサポートを提供します。

  4. エラー検出と修正の支援:コード中のエラーやバグを特定し、修正案を提供する機能を備えています。

  5. 広範な言語サポート:多くのプログラミング言語に対応しており、多様な開発環境で利用可能です。

Microsoft Copilot Studioは、開発者がより迅速かつ効果的に作業を進めるための強力なツールとして機能し、プログラミングの質と速度を大幅に向上させることが期待されています。

日本にも展開開始

このニュースにあるように2023年11月27日より日本でも利用できるようになりました。
ただし標準の状態では「 この環境では生成AIを利用する機能を利用できません。 管理者にお問い合わせください。」となり、日本リージョンで利用することができません。

日本リージョンで Microsoft Copilot Studio を使うためには

Power Platform 管理者が 管理センター から利用している環境に対する設定を変更する必要があります。

  1. 管理センター にアクセス
  2. 環境」から設定変更したい環境を選択(環境名をクリック)する
  3. 環境詳細画面に行くと画面右下に「生成AI機能」を確認します。標準では「リージョン間でデータを移動する」の許可されておりません。
  4. 生成AI機能」の「編集」をクリックし、以下のようにチェックして保存する。(※Bingについては必須ではありません)
    image.png

この設定が完了すると数分で日本リージョンを選んでCopilot Studioを利用することができます。

まとめ

Microsoft Copilot Studioが日本でも利用できるようになりましたが、生成AIは国内で動作していないために本設定が必要と思われます。様々な企業が新しい機能を利用することで、より多くの業務にCopilotが入ってくることになってくると思います。


また、ナレッジコミュニケーションでは Musubite というエンジニア同士のカジュアルトークサービスを利用しています!この記事にあるような生成AI 技術を使ったプロジェクトに携わるメンバーと直接話せるサービスですので興味がある方は是非利用を検討してください!

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?