Mermaidでスペーシングを設定する方法
qiitaのmermaidにおいて、%%init構文が反映されないことがわかったため、記事中のmermaidは画像のスクショとなっています。qiitaで採用しているmermaidのversionは2025.05時点で11.3.0を採用しているところまではわかりましたが、%%init構文が使用できない理由まで突き止めることができず。
Notion, Obsidianでは下記の文法が通じることがわかっています。
通常のmermaid chartの書き方は以下のとおりです。
flowchart TD
Start --> Stop
1. rankSpacing: 異なる階層とのノード間距離
- これに対して、block間のspanを自由に設定することができます
flowchart TD
Start --> Stop
%%{init: {'flowchart': {'nodeSpacing': 10, 'rankSpacing': 10}}}%%
2. nodeSpacing: 同じ階層のノード間距離
- デフォルトだとこのようなスペースになります
- 見やすいですが、5個以上になると少し広がりすぎてしまいます。
flowchart LR
Fruit --> Apple
Fruit --> Orange
Fruit --> Banana
Fruit --> BlueBerry
Fruit --> Pine-Apple
- 同じ階層同士のノード間距離を縮めるには、nodeSpacingの値をいじります。
flowchart LR
Fruit --> Apple
Fruit --> Orange
Fruit --> Banana
Fruit --> BlueBerry
Fruit --> Pine-Apple
%%{ init: {'flowchart': {'nodeSpacing': 20} } }%%
- ちなみに、
%%{init: {}}%%というパラメータは、mermaidの先頭と末尾どちらに記載しても通るようです。


